40問/100点満点
目安:20問正解で偏差値50レベル/40問満点で偏差値70レベル
運動方程式を立てる前に物体ごとに力を図示する必要がある理由を説明しなさい。
エネルギー保存と運動量保存を使い分ける基準を説明しなさい。
斜方投射を水平運動と鉛直運動に分けて考える理由を説明しなさい。
摩擦力がした仕事が力学的エネルギーを減少させる理由を説明しなさい。
等速円運動で合力が0でない理由を説明しなさい。
質量2.0kgの物体の速度が3.0m/sから7.0m/sになった。運動エネルギーの増加を求めなさい。
質量1.0kgの物体に10Nの力を3.0秒加えた。初め静止なら速度を求めなさい。
半径4.0mを速さ8.0m/sで回る物体の向心加速度を求めなさい。
熱力学第一法則を一文で説明しなさい。
波の干渉で強め合いと弱め合いが生じる理由を説明しなさい。
音のドップラー効果が観測者と音源の相対運動で決まる理由を説明しなさい。
電場と電位の関係を説明しなさい。
磁場中の荷電粒子に働く力が仕事をしない場合がある理由を説明しなさい。
理想気体を等温膨張させると外部から熱を吸収する理由を説明しなさい。
光の全反射が光ファイバーに利用される理由を説明しなさい。
抵抗で消費される電力が熱になる理由を説明しなさい。
ばね定数100N/mのばねを0.20m縮めて0.50kgの物体を打ち出す。摩擦なしで速さを求めなさい。
気体に800Jの熱を加え、外部から200Jの仕事をされた。内部エネルギーの変化を求めなさい。
長さ1.0mの両端固定弦の基本振動数が170Hzのとき、波の速さを求めなさい。
電気容量10μFのコンデンサーを100Vで充電したときのエネルギーを求めなさい。
半径rの円軌道を回る衛星の速さを、中心天体質量MとGで表しなさい。
開管の基本振動数が200Hzのとき、第3倍音の振動数を求めなさい。
抵抗5.0Ωに4.0Aが10秒流れたとき発生する熱量を求めなさい。
振幅0.20m、角振動数5.0rad/sの単振動の最大加速度を求めなさい。
力学と電磁気の両方で逆2乗則が現れる例を挙げ、共通点を説明しなさい。
保存則を用いる解法の長所と限界を説明しなさい。
熱・波・電磁気に共通する「エネルギーが形を変えて伝わる」という見方を説明しなさい。
実験値と理論値がずれたときに確認すべき観点を三つ挙げなさい。
グラフの傾きと面積を使う物理量の例を二つ挙げなさい。
モデル化が物理で重要な理由を説明しなさい。
偏差値70レベルの記述で必要な「理由説明」の特徴を述べなさい。
物理の総合問題で最初に行うべき整理を説明しなさい。
未知の物理量が多い総合問題で、式を立てる順序を説明しなさい。
近似を使うときに必ず書くべき条件を説明しなさい。
物理の公式を暗記だけで使うと危険な理由を説明しなさい。
単位の確認が計算ミスを防ぐ理由を説明しなさい。
グラフの概形を先に予想する利点を説明しなさい。
エネルギー保存が成り立たないように見える現象でも全体では保存される理由を説明しなさい。
ベクトル量とスカラー量を区別する重要性を説明しなさい。
実験レポートで結果だけでなく考察が重要な理由を説明しなさい。
問題:運動方程式を立てる前に物体ごとに力を図示する必要がある理由を説明しなさい。
解答例:どの物体にどの力が働くかを明確にし、合力を正しく求めるため。
解説:力の見落としを防ぎます。
問題:エネルギー保存と運動量保存を使い分ける基準を説明しなさい。
解答例:保存力だけが仕事をする過程ではエネルギー、衝突など短時間で外力の力積が無視できる過程では運動量を使う。
解説:保存条件を判断します。
問題:斜方投射を水平運動と鉛直運動に分けて考える理由を説明しなさい。
解答例:水平と鉛直で加速度が独立に扱え、水平は等速、鉛直は等加速度として解析できるから。
解説:運動の分解が有効です。
問題:摩擦力がした仕事が力学的エネルギーを減少させる理由を説明しなさい。
解答例:摩擦力が運動に逆らう向きに仕事をし、力学的エネルギーを熱などに変えるから。
解説:非保存力の仕事です。
問題:等速円運動で合力が0でない理由を説明しなさい。
解答例:速度の向きが変わるため中心向きの加速度があり、それを生む合力が必要だから。
解説:等速は等速度ではありません。
問題:質量2.0kgの物体の速度が3.0m/sから7.0m/sになった。運動エネルギーの増加を求めなさい。
解答例:40J。
解説:ΔK=1/2×2.0×(49−9)=40Jです。
問題:質量1.0kgの物体に10Nの力を3.0秒加えた。初め静止なら速度を求めなさい。
解答例:30m/s。
解説:力積Ft=30N s=mvよりv=30m/sです。
問題:半径4.0mを速さ8.0m/sで回る物体の向心加速度を求めなさい。
解答例:16m/s²。
解説:a=v²/r=64/4.0=16m/s²です。
問題:熱力学第一法則を一文で説明しなさい。
解答例:加えた熱量は内部エネルギーの変化と外部への仕事に分配されるという法則。
解説:エネルギー保存則の熱現象版です。
問題:波の干渉で強め合いと弱め合いが生じる理由を説明しなさい。
解答例:重なった波の変位が同じ向きなら加わり、逆向きなら打ち消すから。
解説:重ね合わせの原理です。
問題:音のドップラー効果が観測者と音源の相対運動で決まる理由を説明しなさい。
解答例:観測者が受け取る波面の間隔や到着頻度が相対運動によって変わるから。
解説:振動数の見かけの変化です。
問題:電場と電位の関係を説明しなさい。
解答例:電場は電位が高い方から低い方へ向かう電位の変化の勾配として考えられる。
解説:電位差が力を生みます。
問題:磁場中の荷電粒子に働く力が仕事をしない場合がある理由を説明しなさい。
解答例:磁気力が速度に垂直で、変位方向の成分をもたないため。
解説:速さは変えず向きを変えます。
問題:理想気体を等温膨張させると外部から熱を吸収する理由を説明しなさい。
解答例:温度一定で内部エネルギーが変わらないため、外部へした仕事の分だけ熱を吸収する必要があるから。
解説:Q=Wです。
問題:光の全反射が光ファイバーに利用される理由を説明しなさい。
解答例:光が境界で外へ漏れにくく、内部を反射しながら遠くまで進めるから。
解説:通信技術に応用されます。
問題:抵抗で消費される電力が熱になる理由を説明しなさい。
解答例:電子の運動エネルギーが格子との衝突で熱運動に変わるから。
解説:ジュール熱です。
問題:ばね定数100N/mのばねを0.20m縮めて0.50kgの物体を打ち出す。摩擦なしで速さを求めなさい。
解答例:約2.8m/s。
解説:弾性エネルギー2.0Jが運動エネルギーになり、1/2×0.50v²=2.0よりv=√8≒2.8m/sです。
問題:気体に800Jの熱を加え、外部から200Jの仕事をされた。内部エネルギーの変化を求めなさい。
解答例:1000J増加。
解説:気体がされた仕事は内部エネルギーを増やすのでΔU=800+200=1000Jです。
問題:長さ1.0mの両端固定弦の基本振動数が170Hzのとき、波の速さを求めなさい。
解答例:340m/s。
解説:基本振動でλ=2L=2.0m、v=fλ=170×2.0=340m/sです。
問題:電気容量10μFのコンデンサーを100Vで充電したときのエネルギーを求めなさい。
解答例:0.050J。
解説:U=1/2CV²=1/2×10×10^-6×10000=0.050Jです。
問題:半径rの円軌道を回る衛星の速さを、中心天体質量MとGで表しなさい。
解答例:v=√(GM/r)。
解説:GMm/r²=mv²/rから求めます。
問題:開管の基本振動数が200Hzのとき、第3倍音の振動数を求めなさい。
解答例:600Hz。
解説:開管では整数倍の振動数が可能です。
問題:抵抗5.0Ωに4.0Aが10秒流れたとき発生する熱量を求めなさい。
解答例:800J。
解説:Q=I²Rt=16×5.0×10=800Jです。
問題:振幅0.20m、角振動数5.0rad/sの単振動の最大加速度を求めなさい。
解答例:5.0m/s²。
解説:a最大=Aω²=0.20×25=5.0m/s²です。
問題:力学と電磁気の両方で逆2乗則が現れる例を挙げ、共通点を説明しなさい。
解答例:万有引力と点電荷間のクーロン力。どちらも距離が2倍になると力が1/4になる中心力である。
解説:場が空間に広がる性質と関係します。
問題:保存則を用いる解法の長所と限界を説明しなさい。
解答例:途中の力の詳細を省ける長所があるが、時間変化や力の向き、加速度を直接求めにくい限界がある。
解説:問題により運動方程式と併用します。
問題:熱・波・電磁気に共通する「エネルギーが形を変えて伝わる」という見方を説明しなさい。
解答例:熱では内部エネルギー、波では振動のエネルギー、電磁気では電場・磁場や電気エネルギーとして伝わり、仕事や熱へ変換される。
解説:物理を横断する視点です。
問題:実験値と理論値がずれたときに確認すべき観点を三つ挙げなさい。
解答例:摩擦や空気抵抗などの理想化、測定器の精度、初期条件や読み取りの誤差など。
解説:ずれを原因別に整理します。
問題:グラフの傾きと面積を使う物理量の例を二つ挙げなさい。
解答例:v-tグラフの傾きは加速度、面積は変位。P-Vグラフの面積は気体の仕事。
解説:グラフ解析は分野を横断します。
問題:モデル化が物理で重要な理由を説明しなさい。
解答例:複雑な現象から本質的な量を取り出し、近似条件のもとで法則を適用できるようにするため。
解説:質点・理想気体・摩擦なしなどが例です。
問題:偏差値70レベルの記述で必要な「理由説明」の特徴を述べなさい。
解答例:公式名だけでなく、どの量が一定で何が変化し、なぜその式を使えるかを因果関係で説明すること。
解説:物理では条件の明示が重要です。
問題:物理の総合問題で最初に行うべき整理を説明しなさい。
解答例:対象物体、働く力、保存される量、座標軸、初期・終状態を明確にすること。
解説:解法選択の前に状況整理を行います。
問題:未知の物理量が多い総合問題で、式を立てる順序を説明しなさい。
解答例:まず図を描き、保存則や運動方程式を選び、未知数の数と独立な式の数を確認する。
解説:整理が正答率を左右します。
問題:近似を使うときに必ず書くべき条件を説明しなさい。
解答例:何を無視し、どの量が十分小さいまたは一定とみなせるかを明示すること。
解説:近似の根拠が記述では重要です。
問題:物理の公式を暗記だけで使うと危険な理由を説明しなさい。
解答例:公式には適用条件があり、条件が違うと誤った結論になるから。
解説:保存条件や向きの条件を確認します。
問題:単位の確認が計算ミスを防ぐ理由を説明しなさい。
解答例:求める物理量の次元と計算結果の単位が一致するかで式の誤りを発見できるから。
解説:次元解析は強力です。
問題:グラフの概形を先に予想する利点を説明しなさい。
解答例:答えの増減や正負、極限でのふるまいを確認でき、計算結果の妥当性を判断できるから。
解説:物理的直感を使います。
問題:エネルギー保存が成り立たないように見える現象でも全体では保存される理由を説明しなさい。
解答例:力学的エネルギーが熱、音、電気エネルギーなどに変わるだけで、全エネルギーは保存されるから。
解説:保存対象を広げて考えます。
問題:ベクトル量とスカラー量を区別する重要性を説明しなさい。
解答例:向きをもつ量では符号や成分が結果を左右し、大きさだけでは運動を正しく表せないから。
解説:力・速度・加速度はベクトルです。
問題:実験レポートで結果だけでなく考察が重要な理由を説明しなさい。
解答例:理論とのずれの原因や測定条件を検討することで、結果の信頼性と物理的意味を評価できるから。
解説:記述問題でも考察力が問われます。