40問/100点満点
目安:20問正解で偏差値50レベル/21問から30問は難問/31問から40問は超難問/40問満点で偏差値70レベル
細胞膜の選択的透過性が恒常性の維持に必要な理由を説明しなさい。
酵素の活性部位が変化すると代謝全体に影響する理由を説明しなさい。
DNAの塩基配列の変化が形質変化につながる道筋を説明しなさい。
ミトコンドリアで酸素が不足するとATP合成が低下する理由を説明しなさい。
葉緑体で光が強くても二酸化炭素不足なら光合成速度が上がらない理由を説明しなさい。
体細胞分裂と減数分裂の違いを、染色体数と目的にふれて説明しなさい。
抗体の特異性が生じる理由を説明しなさい。
負のフィードバックが血糖調節に必要な理由を説明しなさい。
食物網が単純な食物連鎖より安定しやすい理由を説明しなさい。
自然選択が進化を起こす条件を3つ答えなさい。
細胞小器官の分業が真核細胞を効率化する理由を説明しなさい。
原核生物でも生命活動が成立する理由を説明しなさい。
酵素阻害剤が薬として利用される理由を説明しなさい。
転写調節がエネルギー節約になる理由を説明しなさい。
突然変異が有害にも有利にもなり得る理由を説明しなさい。
光合成と呼吸が地球規模の炭素循環で結びつく理由を説明しなさい。
腎臓の再吸収が体液量の調節に重要な理由を説明しなさい。
神経伝達がシナプスで化学物質を使う利点を説明しなさい。
個体群密度が高すぎると出生率が下がる理由を説明しなさい。
生物多様性が生態系の回復力を高める理由を説明しなさい。
実験で対照区を置く理由を説明しなさい。
光合成速度を調べる実験で温度を一定に保つ理由を説明しなさい。
PCRで陰性対照を入れる理由を説明しなさい。
酵素実験で初速度を比較する理由を説明しなさい。
遺伝子組換え生物の評価でリスクと利益の両方を見る必要がある理由を説明しなさい。
薬剤耐性菌が広がる仕組みを自然選択で説明しなさい。
地球温暖化が食物網に連鎖的影響を与える理由を説明しなさい。
絶滅危惧種の保全で遺伝的多様性が重要な理由を説明しなさい。
組換え価が50%を超えない理由を説明しなさい。
連鎖している遺伝子でも組換え型が生じる理由を説明しなさい。
インスリン受容体が機能しにくいと高血糖になる理由を説明しなさい。
自己と非自己の識別が免疫に必要な理由を説明しなさい。
C4植物とCAM植物の共通点と違いを説明しなさい。
ミトコンドリアと葉緑体の共通祖先に関する根拠を説明しなさい。
発生で同じゲノムから多様な細胞が生じる理由を説明しなさい。
生態系で分解者がいなくなると物質循環が止まる理由を説明しなさい。
進化を個体の変化ではなく集団の変化として考える理由を説明しなさい。
分子時計が成り立つ前提を説明しなさい。
複数の証拠を組み合わせて系統を推定する必要がある理由を説明しなさい。
生物学の記述問題で因果関係を明確にするために必要な書き方を説明しなさい。
問題:細胞膜の選択的透過性が恒常性の維持に必要な理由を説明しなさい。
解答例:細胞内外の物質濃度を調節し、必要物質の取り込みと不要物の排出を制御できるため。
解説:細胞レベルの環境調節が、個体全体の体内環境維持につながります。
問題:酵素の活性部位が変化すると代謝全体に影響する理由を説明しなさい。
解答例:基質と結合できなくなり、その反応だけでなく連続する代謝経路全体の流れが低下するため。
解説:代謝は多段階反応なので、一段階の阻害が全体の産物量に影響します。
問題:DNAの塩基配列の変化が形質変化につながる道筋を説明しなさい。
解答例:塩基配列が変わるとmRNAやアミノ酸配列が変化し、タンパク質の機能が変わって形質に影響する。
解説:すべての変異が形質に出るわけではありませんが、タンパク質機能の変化は重要です。
問題:ミトコンドリアで酸素が不足するとATP合成が低下する理由を説明しなさい。
解答例:酸素が最終電子受容体として働けず電子伝達系が止まり、プロトン濃度勾配を作れなくなるため。
解説:電子伝達系が止まると酸化的リン酸化によるATP産生が大きく低下します。
問題:葉緑体で光が強くても二酸化炭素不足なら光合成速度が上がらない理由を説明しなさい。
解答例:カルビン回路で固定する二酸化炭素が不足し、糖合成が制限されるため。
解説:光だけでなく二酸化炭素濃度や温度も制限要因になります。
問題:体細胞分裂と減数分裂の違いを、染色体数と目的にふれて説明しなさい。
解答例:体細胞分裂は同じ染色体数の細胞を増やし、減数分裂は染色体数を半減した配偶子をつくる。
解説:成長や修復には体細胞分裂、生殖には減数分裂が関わります。
問題:抗体の特異性が生じる理由を説明しなさい。
解答例:抗体の結合部位の立体構造が特定の抗原決定基に合うため。
解説:形が合う抗原にだけ強く結合するため、免疫反応は特異的になります。
問題:負のフィードバックが血糖調節に必要な理由を説明しなさい。
解答例:血糖値の上昇時には下げ、低下時には上げる方向に調節して、一定範囲に戻すため。
解説:インスリンとグルカゴンが拮抗的に働きます。
問題:食物網が単純な食物連鎖より安定しやすい理由を説明しなさい。
解答例:ある餌生物が減っても別の餌や経路を利用でき、影響が分散されるため。
解説:関係が多様なほど一部の変化が全体崩壊に直結しにくくなります。
問題:自然選択が進化を起こす条件を3つ答えなさい。
解答例:個体間に変異があること、その変異が遺伝すること、変異により生存・繁殖成功に差が出ること。
解説:この条件がそろうと、有利な形質の頻度が世代をこえて変化します。
問題:細胞小器官の分業が真核細胞を効率化する理由を説明しなさい。
解答例:反応の場を膜で区切り、各小器官が特定の機能に適した環境を保てるため。
解説:核、ミトコンドリア、小胞体、ゴルジ体などが分業します。
問題:原核生物でも生命活動が成立する理由を説明しなさい。
解答例:核や膜小器官はないが、細胞膜、細胞質、リボソーム、DNAをもち、代謝と増殖に必要な仕組みを備えるため。
解説:細菌は単純な構造でも独立して増殖できます。
問題:酵素阻害剤が薬として利用される理由を説明しなさい。
解答例:病原体や異常細胞に必要な酵素を阻害すれば、その増殖や代謝を抑えられるため。
解説:標的酵素の選択性が高いほど副作用を減らしやすくなります。
問題:転写調節がエネルギー節約になる理由を説明しなさい。
解答例:不要なタンパク質のmRNAを作らなければ、翻訳や分解に使う物質とエネルギーを節約できるため。
解説:細胞は環境に応じて必要な遺伝子だけを発現させます。
問題:突然変異が有害にも有利にもなり得る理由を説明しなさい。
解答例:変異がタンパク質機能を低下させることもあれば、環境によっては生存や繁殖に有利な性質を生むこともあるため。
解説:変異の価値は環境や遺伝的背景によって変わります。
問題:光合成と呼吸が地球規模の炭素循環で結びつく理由を説明しなさい。
解答例:光合成は大気中の二酸化炭素を有機物にし、呼吸と分解は有機物を二酸化炭素に戻すため。
解説:炭素は生物圏と大気圏を行き来します。
問題:腎臓の再吸収が体液量の調節に重要な理由を説明しなさい。
解答例:原尿から水やイオンを必要量だけ血液に戻し、体液の浸透圧や量を調節できるため。
解説:ADHなどのホルモンが水再吸収を調節します。
問題:神経伝達がシナプスで化学物質を使う利点を説明しなさい。
解答例:神経伝達物質の種類や受容体により、興奮性・抑制性など多様な調節ができるため。
解説:電気信号だけでなく化学信号を介することで情報処理の幅が広がります。
問題:個体群密度が高すぎると出生率が下がる理由を説明しなさい。
解答例:食物やすみか、配偶相手をめぐる競争が強くなり、栄養状態や繁殖成功が低下するため。
解説:密度効果により個体群増加は抑えられます。
問題:生物多様性が生態系の回復力を高める理由を説明しなさい。
解答例:機能の似た複数種や多様な遺伝子があると、環境変化後も一部が役割を補えるため。
解説:多様性は撹乱に対する保険のように働きます。
問題:実験で対照区を置く理由を説明しなさい。
解答例:調べたい条件以外の影響を比較し、結果がその条件によるものか判断するため。
解説:対照区がないと、変化の原因を特定しにくくなります。
問題:光合成速度を調べる実験で温度を一定に保つ理由を説明しなさい。
解答例:温度も光合成速度に影響するため、光や二酸化炭素など調べたい要因以外を変えないようにするため。
解説:条件を1つだけ変えるのが実験設計の基本です。
問題:PCRで陰性対照を入れる理由を説明しなさい。
解答例:DNAがない条件で増幅が起こらないことを確認し、汚染による偽陽性を検出するため。
解説:陰性対照にバンドが出れば、試薬や操作の汚染が疑われます。
問題:酵素実験で初速度を比較する理由を説明しなさい。
解答例:反応初期は生成物の蓄積や基質不足の影響が小さく、酵素活性を比較しやすいため。
解説:時間がたつと反応条件が変化し、速度が一定でなくなります。
問題:遺伝子組換え生物の評価でリスクと利益の両方を見る必要がある理由を説明しなさい。
解答例:医療・農業上の利益がある一方、遺伝子流出や生態系影響などのリスクもあり、総合的判断が必要だから。
解説:科学的データと社会的合意の両方が重要です。
問題:薬剤耐性菌が広がる仕組みを自然選択で説明しなさい。
解答例:薬剤使用で感受性菌が減り、耐性をもつ菌が生き残って増殖するため耐性遺伝子の頻度が高まる。
解説:耐性は突然変異やプラスミド伝達で獲得されることがあります。
問題:地球温暖化が食物網に連鎖的影響を与える理由を説明しなさい。
解答例:気温変化で生物の分布や発生時期がずれ、捕食者と餌の関係や競争関係が変わるため。
解説:一種の変化が食物網を通じて他種へ波及します。
問題:絶滅危惧種の保全で遺伝的多様性が重要な理由を説明しなさい。
解答例:多様な対立遺伝子があるほど、病気や環境変化に適応できる個体が残る可能性が高いから。
解説:多様性が低いと近親交配や適応力低下が問題になります。
問題:組換え価が50%を超えない理由を説明しなさい。
解答例:組換え型と親型が同じ割合になると独立に遺伝する場合と区別できず、最大で50%として扱われるため。
解説:遠い遺伝子や別染色体上の遺伝子では組換え価は50%に近づきます。
問題:連鎖している遺伝子でも組換え型が生じる理由を説明しなさい。
解答例:減数分裂で相同染色体間に乗換えが起こり、同じ染色体上の対立遺伝子の組み合わせが変わるため。
解説:遺伝子間距離が遠いほど乗換えが起こりやすくなります。
問題:インスリン受容体が機能しにくいと高血糖になる理由を説明しなさい。
解答例:インスリンが分泌されても細胞が十分に反応せず、グルコース取り込みやグリコーゲン合成が進みにくいから。
解説:2型糖尿病ではインスリン抵抗性が関係します。
問題:自己と非自己の識別が免疫に必要な理由を説明しなさい。
解答例:病原体を攻撃しつつ、自分の細胞や組織への攻撃を避けるため。
解説:識別が失敗すると自己免疫や免疫不全につながります。
問題:C4植物とCAM植物の共通点と違いを説明しなさい。
解答例:共通点は二酸化炭素を一時的に濃縮して光呼吸を抑えること、違いはC4は空間的分離、CAMは時間的分離を行うこと。
解説:乾燥・高温環境への適応として理解できます。
問題:ミトコンドリアと葉緑体の共通祖先に関する根拠を説明しなさい。
解答例:どちらも独自DNA、二重膜、細菌に似たリボソームをもち、分裂で増えるため。
解説:細胞内共生説では、取り込まれた原核生物に由来すると考えます。
問題:発生で同じゲノムから多様な細胞が生じる理由を説明しなさい。
解答例:細胞ごとに発現する遺伝子が異なり、作られるタンパク質の種類が変わるため。
解説:遺伝子発現調節が分化の基本です。
問題:生態系で分解者がいなくなると物質循環が止まる理由を説明しなさい。
解答例:死がいや排出物の有機物が無機物へ戻らず、生産者が利用できる栄養塩が不足するため。
解説:分解者は炭素や窒素などを再利用可能な形に戻します。
問題:進化を個体の変化ではなく集団の変化として考える理由を説明しなさい。
解答例:進化は世代をこえた対立遺伝子頻度の変化であり、個体の遺伝子は一生の間に集団内頻度として変わらないため。
解説:自然選択は個体に働きますが、進化として現れるのは集団の遺伝的変化です。
問題:分子時計が成り立つ前提を説明しなさい。
解答例:中立的な突然変異がほぼ一定の速度で蓄積するという前提。
解説:DNAやタンパク質の差から分岐時期を推定する方法です。
問題:複数の証拠を組み合わせて系統を推定する必要がある理由を説明しなさい。
解答例:形態、化石、DNAなど各証拠には限界があり、独立した情報を統合することで誤判定を減らせるため。
解説:収れん進化などで形態だけでは近縁性を誤ることがあります。
問題:生物学の記述問題で因果関係を明確にするために必要な書き方を説明しなさい。
解答例:用語だけで終えず、「何が起こるため、その結果どうなるか」を条件と結果で書く。
解説:例えば「ADHが増えるため水再吸収が増え、尿量が減る」のように原因と結果をつなげます。