40問/100点満点
目安:20問正解で偏差値50レベル/40問満点で偏差値70レベル
物体を質点として扱える条件を、具体例を一つ含めて説明しなさい。
速度と加速度の違いを、向きの変化にもふれて説明しなさい。
等加速度直線運動で、速度−時間グラフの傾きと面積はそれぞれ何を表すか説明しなさい。
鉛直投げ上げ運動で、最高点における速度と加速度を説明しなさい。
作用反作用の法則と力のつり合いの違いを説明しなさい。
質量2.0kgの物体に一定の合力6.0Nがはたらくとき、加速度を求めなさい。
摩擦力が速度の向きと逆向きにはたらく理由を説明しなさい。
斜面上の物体にはたらく重力を、斜面方向と垂直方向に分解する意味を説明しなさい。
物理でいう仕事が0になる例を一つ挙げ、その理由を説明しなさい。
仕事率の単位Wを、仕事と時間の関係から説明しなさい。
運動量と力積の関係を説明しなさい。
衝突で接触時間を長くすると受ける平均力が小さくなる理由を、力積で説明しなさい。
力学的エネルギー保存が成り立つ条件を説明しなさい。
高さ5.0mから質量1.0kgの物体を静かに落とす。空気抵抗を無視し、地面直前の速さをg=9.8m/s²として求めなさい。
完全非弾性衝突では、運動量と力学的エネルギーはそれぞれどうなるか説明しなさい。
ばね定数kのばねをxだけ縮めたときの弾性エネルギーが1/2kx²になる理由を、力−変位グラフで説明しなさい。
水平面上で質量3.0kgの物体を12Nで引く。動摩擦力が3.0Nのとき、加速度を求めなさい。
初速度4.0m/s、加速度2.0m/s²で6.0秒進む物体の変位を求めなさい。
速度が12m/sから3.0秒で0になった。等加速度運動として加速度と移動距離を求めなさい。
斜面角30°、摩擦なしの斜面をすべる物体の加速度をgを用いて表しなさい。
上向きに19.6m/sで投げた物体が最高点に達するまでの時間を求めなさい。
速度−時間グラフが0〜4秒で0から8m/sへ直線的に増え、4〜7秒で8m/s一定である。7秒までの変位を求めなさい。
質量1.0kgの物体を水平に引き、静止摩擦係数0.40、g=9.8m/s²のとき、動き出す最小の力を求めなさい。
動摩擦係数0.20の水平面で初速度10m/sの物体が止まるまでの距離をg=10m/s²として求めなさい。
粗い水平面上で物体を斜め上30°に20Nで引く。質量2.0kg、動摩擦係数0.25、g=10m/s²として加速度を求めなさい。
高さ20mから水平に15m/sで投げ出した物体について、地面に達するまでの時間と水平到達距離をg=10m/s²として求めなさい。
質量2.0kgの物体Aが6.0m/s、質量4.0kgの物体Bが静止して一直線上で合体した。合体後の速さを求めなさい。
ばね定数200N/mのばねを0.10m縮めて質量0.50kgの物体を押し出す。摩擦なしで離れた直後の速さを求めなさい。
摩擦のある斜面をすべり下りる物体で、力学的エネルギーが保存されない理由を、エネルギー変換にふれて説明しなさい。
空気抵抗が速さとともに大きくなる落下運動で、終端速度が生じる理由を説明しなさい。
単に公式を使うだけでなく、グラフを用いて運動を解析する利点を説明しなさい。
実験で求めた加速度が理論値より小さくなる原因を二つ挙げなさい。
台車とおもりを糸でつないだ実験で、滑車の摩擦があると加速度の測定値が小さくなる理由を説明しなさい。
運動量保存を衝突に使うとき、外力の力積を無視できる条件を説明しなさい。
同じ高さから落とした小球が、途中で斜面を通っても摩擦がなければ速さが同じになる理由を説明しなさい。
力−変位グラフが曲線の場合、仕事をどのように求めるか説明しなさい。
二物体が糸でつながれて動くとき、糸の張力が内力になる場合と外力になる場合を説明しなさい。
空気抵抗を受ける投射運動が左右対称にならない理由を説明しなさい。
摩擦力が正の仕事をする例を挙げ、その理由を説明しなさい。
複数の保存則が使える問題で、未知数の数を減らす考え方を説明しなさい。
問題:物体を質点として扱える条件を、具体例を一つ含めて説明しなさい。
解答例:物体の大きさや形、回転が問題の結果にほとんど影響しないとき。例として、列車の位置だけを考えるとき列車を質点として扱える。
解説:質点近似は「無視してよい量」を判断する考え方であり、すべての場面で使えるわけではありません。
問題:速度と加速度の違いを、向きの変化にもふれて説明しなさい。
解答例:速度は単位時間あたりの位置の変化で、加速度は単位時間あたりの速度の変化である。速さが一定でも向きが変われば加速度はある。
解説:等速円運動では速さが一定でも速度の向きが変わるため加速度が存在します。
問題:等加速度直線運動で、速度−時間グラフの傾きと面積はそれぞれ何を表すか説明しなさい。
解答例:傾きは加速度、グラフと時間軸で囲まれる面積は変位を表す。
解説:v-tグラフの読み取りは力学の基本です。
問題:鉛直投げ上げ運動で、最高点における速度と加速度を説明しなさい。
解答例:最高点で速度は0になるが、加速度は下向きに重力加速度gのままである。
解説:速度が0でも力がはたらいていれば加速度は0とは限りません。
問題:作用反作用の法則と力のつり合いの違いを説明しなさい。
解答例:作用反作用は異なる物体に同時にはたらく力の組で、力のつり合いは同じ物体にはたらく複数の力の合力が0になることである。
解説:同じ物体か別の物体かを区別します。
問題:質量2.0kgの物体に一定の合力6.0Nがはたらくとき、加速度を求めなさい。
解答例:3.0m/s²。
解説:運動方程式F=maより、a=6.0÷2.0=3.0m/s²です。
問題:摩擦力が速度の向きと逆向きにはたらく理由を説明しなさい。
解答例:摩擦力は接触面どうしの相対運動または相対運動しようとする傾向を妨げる向きにはたらくから。
解説:摩擦力は必ず運動方向と逆とは限らず、相対運動を妨げる向きです。
問題:斜面上の物体にはたらく重力を、斜面方向と垂直方向に分解する意味を説明しなさい。
解答例:斜面方向の成分が物体をすべらせる原因となり、垂直方向の成分が垂直抗力の大きさに関係するため。
解説:力の分解により運動方向ごとの方程式を立てやすくします。
問題:物理でいう仕事が0になる例を一つ挙げ、その理由を説明しなさい。
解答例:円運動で向心力が常に速度に垂直な場合、力の向きの変位成分がないため仕事は0である。
解説:仕事は力と変位の同じ向きの成分で決まります。
問題:仕事率の単位Wを、仕事と時間の関係から説明しなさい。
解答例:1Wは1秒あたり1Jの仕事をする割合である。
解説:仕事率P=W/tです。
問題:運動量と力積の関係を説明しなさい。
解答例:物体が受けた力積は運動量の変化に等しい。
解説:力積FtはΔpに等しく、衝突現象で重要です。
問題:衝突で接触時間を長くすると受ける平均力が小さくなる理由を、力積で説明しなさい。
解答例:運動量変化が同じなら、力積Ftが一定なので、時間tを長くすると平均力Fは小さくなる。
解説:エアバッグや緩衝材の原理です。
問題:力学的エネルギー保存が成り立つ条件を説明しなさい。
解答例:重力や弾性力などの保存力だけが仕事をし、摩擦や空気抵抗など非保存力の仕事が無視できるとき。
解説:非保存力が仕事をすると力学的エネルギーは変化します。
問題:高さ5.0mから質量1.0kgの物体を静かに落とす。空気抵抗を無視し、地面直前の速さをg=9.8m/s²として求めなさい。
解答例:約9.9m/s。
解説:mgh=1/2mv²より、v=√(2gh)=√98≒9.9m/sです。
問題:完全非弾性衝突では、運動量と力学的エネルギーはそれぞれどうなるか説明しなさい。
解答例:外力の力積が無視できれば運動量は保存されるが、力学的エネルギーは熱や変形に変わって保存されない。
解説:保存される量とされない量を分けて考えます。
問題:ばね定数kのばねをxだけ縮めたときの弾性エネルギーが1/2kx²になる理由を、力−変位グラフで説明しなさい。
解答例:ばねの力は変位に比例するため、F-xグラフは原点を通る直線となり、その三角形の面積が仕事で1/2kx²になる。
解説:弾性エネルギーはばねを変形させる仕事に等しいです。
問題:水平面上で質量3.0kgの物体を12Nで引く。動摩擦力が3.0Nのとき、加速度を求めなさい。
解答例:3.0m/s²。
解説:合力は12−3=9Nなので、a=9÷3.0=3.0m/s²です。
問題:初速度4.0m/s、加速度2.0m/s²で6.0秒進む物体の変位を求めなさい。
解答例:60m。
解説:x=v0t+1/2at²=4.0×6.0+1/2×2.0×36=24+36=60mです。
問題:速度が12m/sから3.0秒で0になった。等加速度運動として加速度と移動距離を求めなさい。
解答例:加速度は−4.0m/s²、移動距離は18m。
解説:a=(0−12)/3.0=−4.0、平均速度6.0m/sで3.0秒進むので18mです。
問題:斜面角30°、摩擦なしの斜面をすべる物体の加速度をgを用いて表しなさい。
解答例:g/2。
解説:斜面方向の重力成分はmgsin30°なので、a=gsin30°=g/2です。
問題:上向きに19.6m/sで投げた物体が最高点に達するまでの時間を求めなさい。
解答例:2.0秒。
解説:v=v0−gtで、0=19.6−9.8tよりt=2.0秒です。
問題:速度−時間グラフが0〜4秒で0から8m/sへ直線的に増え、4〜7秒で8m/s一定である。7秒までの変位を求めなさい。
解答例:40m。
解説:前半の三角形面積1/2×4×8=16m、後半の長方形面積3×8=24m、合計40mです。
問題:質量1.0kgの物体を水平に引き、静止摩擦係数0.40、g=9.8m/s²のとき、動き出す最小の力を求めなさい。
解答例:3.92N。
解説:最大静止摩擦力はμN=0.40×9.8=3.92Nです。
問題:動摩擦係数0.20の水平面で初速度10m/sの物体が止まるまでの距離をg=10m/s²として求めなさい。
解答例:25m。
解説:加速度の大きさはμg=2.0m/s²。0²−10²=2(−2.0)xよりx=25mです。
問題:粗い水平面上で物体を斜め上30°に20Nで引く。質量2.0kg、動摩擦係数0.25、g=10m/s²として加速度を求めなさい。
解答例:約6.1m/s²。
解説:斜めに引くと垂直抗力が変化し、摩擦力も変化します。
問題:高さ20mから水平に15m/sで投げ出した物体について、地面に達するまでの時間と水平到達距離をg=10m/s²として求めなさい。
解答例:時間2.0秒、水平到達距離30m。
解説:鉛直方向で20=1/2×10×t²よりt=2.0秒。水平距離は15×2.0=30mです。
問題:質量2.0kgの物体Aが6.0m/s、質量4.0kgの物体Bが静止して一直線上で合体した。合体後の速さを求めなさい。
解答例:2.0m/s。
解説:運動量保存より2.0×6.0=(2.0+4.0)v、v=2.0m/sです。
問題:ばね定数200N/mのばねを0.10m縮めて質量0.50kgの物体を押し出す。摩擦なしで離れた直後の速さを求めなさい。
解答例:2.0m/s。
解説:1/2kx²=1/2mv²より、1/2×200×0.01=1.0J、1/2×0.50v²=1.0よりv=2.0m/sです。
問題:摩擦のある斜面をすべり下りる物体で、力学的エネルギーが保存されない理由を、エネルギー変換にふれて説明しなさい。
解答例:摩擦力が負の仕事をし、重力による位置エネルギーの一部が熱や音、物体や面の変形のエネルギーに変わるため。
解説:力学的エネルギーは失われたのではなく別の形に変換されます。
問題:空気抵抗が速さとともに大きくなる落下運動で、終端速度が生じる理由を説明しなさい。
解答例:落下が速くなるほど上向きの空気抵抗が増え、重力とつり合うと合力が0になって加速度が0になり、その後は一定速度で落下するから。
解説:終端速度では力がつり合っています。
問題:単に公式を使うだけでなく、グラフを用いて運動を解析する利点を説明しなさい。
解答例:傾きや面積から加速度・変位を読み取れ、加速度が一定でない運動でも変化の様子を視覚的に把握できるから。
解説:グラフは公式が直接使いにくい状況にも対応できます。
問題:実験で求めた加速度が理論値より小さくなる原因を二つ挙げなさい。
解答例:摩擦力や空気抵抗がはたらくこと、滑車やセンサーのずれ、斜面角度の読み取り誤差など。
解説:現実の実験では理想条件との差が生じます。
問題:台車とおもりを糸でつないだ実験で、滑車の摩擦があると加速度の測定値が小さくなる理由を説明しなさい。
解答例:滑車の摩擦が運動を妨げる向きに働き、系を加速するために使える合力が小さくなるから。
解説:理想化では無視した抵抗が実験値を下げます。
問題:運動量保存を衝突に使うとき、外力の力積を無視できる条件を説明しなさい。
解答例:衝突時間が非常に短く、重力や摩擦など外力による力積が物体間の力積に比べて十分小さいとき。
解説:短時間の衝突では内力の力積が支配的です。
問題:同じ高さから落とした小球が、途中で斜面を通っても摩擦がなければ速さが同じになる理由を説明しなさい。
解答例:重力だけが仕事をし、力学的エネルギーが保存されるため、速さは高さの差だけで決まるから。
解説:経路によらず高さで決まります。
問題:力−変位グラフが曲線の場合、仕事をどのように求めるか説明しなさい。
解答例:力を変位で積分した量、またはグラフ下の面積として求める。
解説:一定でない力の仕事は面積で考えます。
問題:二物体が糸でつながれて動くとき、糸の張力が内力になる場合と外力になる場合を説明しなさい。
解答例:二物体を一つの系として見れば張力は内力、片方だけを対象にすれば張力は外力である。
解説:系の取り方で力の分類が変わります。
問題:空気抵抗を受ける投射運動が左右対称にならない理由を説明しなさい。
解答例:空気抵抗が常に運動を妨げ、上昇時と下降時で速度や加速度の変化が異なるため。
解説:理想的な放物運動の仮定が崩れます。
問題:摩擦力が正の仕事をする例を挙げ、その理由を説明しなさい。
解答例:歩く人の足に地面から働く静止摩擦力など。力の向きと体の進む向きが同じになる場合があるため。
解説:摩擦力は必ず負の仕事をするとは限りません。
問題:複数の保存則が使える問題で、未知数の数を減らす考え方を説明しなさい。
解答例:運動量保存、エネルギー保存、幾何条件など独立な関係式を立て、求めたい量に必要な式を選ぶ。
解説:総合問題では式の独立性が重要です。