40問/100点満点
目安:20問正解で偏差値50レベル/40問満点で偏差値65レベル
原核細胞と真核細胞の構造上の大きな違いを説明しなさい。
細胞膜がリン脂質二重層でできていることの意味を説明しなさい。
核小体の主なはたらきを説明しなさい。
粗面小胞体と滑面小胞体の違いを説明しなさい。
ゴルジ体の役割を、分泌タンパク質という語を使って説明しなさい。
リソソームが細胞内消化に関わる理由を説明しなさい。
ミトコンドリアの内膜がひだ状になっている利点を説明しなさい。
葉緑体のチラコイドで行われる主な反応を説明しなさい。
細胞骨格が細胞に必要な理由を説明しなさい。
細胞接着に関わる構造が多細胞生物で重要な理由を説明しなさい。
酵素が生体内で触媒としてはたらく理由を説明しなさい。
基質特異性とは何か説明しなさい。
ATPがエネルギーの受け渡しに適している理由を説明しなさい。
同化と異化の違いを説明しなさい。
呼吸において有機物が分解される目的を説明しなさい。
解糖系が酸素を直接必要としない理由を説明しなさい。
クエン酸回路の主な意義を説明しなさい。
電子伝達系で多くのATPが合成されるしくみを説明しなさい。
発酵が酸素の少ない条件で役立つ理由を説明しなさい。
光合成で水が分解される理由を説明しなさい。
温度が高すぎると酵素活性が低下する理由を、立体構造に注目して説明しなさい。
競争的阻害では基質濃度を上げると反応速度が回復しやすい理由を説明しなさい。
ミトコンドリアが独自のDNAをもつことから考えられる進化上の仮説を説明しなさい。
葉緑体の光反応とカルビン・ベンソン回路の関係を説明しなさい。
細胞膜を通る単純拡散と促進拡散の違いを説明しなさい。
能動輸送が濃度勾配に逆らえる理由を説明しなさい。
細胞分画法で遠心分離を段階的に行う理由を説明しなさい。
呼吸商が基質の種類によって変わる理由を説明しなさい。
C3植物で強光・高温時に光合成効率が下がることがある理由を説明しなさい。
CAM植物が乾燥環境に適応しているしくみを説明しなさい。
ATP合成酵素を通る水素イオンの流れが止まると、呼吸でのATP合成が大きく低下する理由を説明しなさい。
脱共役剤が存在すると酸素消費は続いてもATP産生が低下する理由を説明しなさい。
光合成の明反応で電子伝達が止まると、暗反応も進みにくくなる理由を説明しなさい。
ミトコンドリア内膜が破壊されるとATP合成効率が下がる理由を説明しなさい。
酵素反応で最適pHから大きく外れると反応速度が下がる理由を説明しなさい。
葉緑体のチラコイド内腔に水素イオンが蓄積する意義を説明しなさい。
好気呼吸で酸素が最終電子受容体として重要な理由を説明しなさい。
同じ植物でも光の強さが一定以上になると光合成速度が頭打ちになる理由を説明しなさい。
細胞内共生説を支持する証拠を二つ挙げて説明しなさい。
代謝経路が多段階の酵素反応で進む利点を説明しなさい。
問題:原核細胞と真核細胞の構造上の大きな違いを説明しなさい。
解答例:原核細胞は核膜で囲まれた核をもたず、真核細胞は核膜で囲まれた核をもつ。
解説:DNAの存在場所と膜構造の有無が基本的な違いです。
問題:細胞膜がリン脂質二重層でできていることの意味を説明しなさい。
解答例:親水性の頭部が外側、疎水性の尾部が内側を向き、物質の出入りを選択的に調節できる膜をつくるということ。
解説:水となじむ部分となじまない部分の性質で膜構造ができます。
問題:核小体の主なはたらきを説明しなさい。
解答例:リボソームを構成するrRNAの合成などに関わる。
解説:核小体はタンパク質合成装置そのものではなく、リボソーム形成に関係します。
問題:粗面小胞体と滑面小胞体の違いを説明しなさい。
解答例:粗面小胞体は表面にリボソームがありタンパク質合成に関わり、滑面小胞体はリボソームをもたず脂質合成などに関わる。
解説:表面にリボソームが付着しているかが見分けの要点です。
問題:ゴルジ体の役割を、分泌タンパク質という語を使って説明しなさい。
解答例:小胞体でつくられた分泌タンパク質を修飾・仕分けし、細胞外へ運ぶ小胞を形成する。
解説:タンパク質の加工と配送センターの役割です。
問題:リソソームが細胞内消化に関わる理由を説明しなさい。
解答例:加水分解酵素を含み、不要な物質や取り込んだ物質を分解できるから。
解説:リソソームは分解系の細胞小器官です。
問題:ミトコンドリアの内膜がひだ状になっている利点を説明しなさい。
解答例:内膜の表面積が大きくなり、呼吸に関わる反応を効率よく行える。
解説:クリステにより反応の場が広がります。
問題:葉緑体のチラコイドで行われる主な反応を説明しなさい。
解答例:光エネルギーを用いてATPやNADPHをつくる光合成の光反応が行われる。
解説:チラコイド膜には光合成色素や電子伝達系があります。
問題:細胞骨格が細胞に必要な理由を説明しなさい。
解答例:細胞の形を保ち、細胞内輸送や細胞分裂、運動に関わるから。
解説:単なる骨組みではなく、動的な構造です。
問題:細胞接着に関わる構造が多細胞生物で重要な理由を説明しなさい。
解答例:細胞どうしを結びつけ、組織の形やはたらきを保つため。
解説:多細胞生物では細胞がまとまって組織をつくります。
問題:酵素が生体内で触媒としてはたらく理由を説明しなさい。
解答例:反応の活性化エネルギーを下げ、体温付近でも反応を進みやすくするから。
解説:酵素は反応の前後で基本的に消費されません。
問題:基質特異性とは何か説明しなさい。
解答例:酵素が特定の基質だけに結合し、その反応を促進する性質。
解説:酵素の立体構造と活性部位が関係します。
問題:ATPがエネルギーの受け渡しに適している理由を説明しなさい。
解答例:リン酸どうしの結合が切れると利用しやすいエネルギーを放出し、ADPから再合成できるから。
解説:ATPはエネルギーの一時的な通貨のように使われます。
問題:同化と異化の違いを説明しなさい。
解答例:同化は単純な物質から複雑な物質を合成する反応で、異化は複雑な物質を分解してエネルギーを取り出す反応。
解説:光合成は同化、呼吸は異化の代表例です。
問題:呼吸において有機物が分解される目的を説明しなさい。
解答例:有機物に含まれる化学エネルギーを取り出し、ATPとして利用するため。
解説:呼吸は酸素を吸うことだけでなく、細胞内のエネルギー獲得です。
問題:解糖系が酸素を直接必要としない理由を説明しなさい。
解答例:グルコースを細胞質基質でピルビン酸まで分解する過程であり、酸素を最終電子受容体として使わないから。
解説:解糖系は好気条件でも嫌気条件でも進みます。
問題:クエン酸回路の主な意義を説明しなさい。
解答例:有機物由来の炭素を二酸化炭素として放出し、NADHなどをつくって電子伝達系へ渡すこと。
解説:ATPだけでなく還元型補酵素の生成が重要です。
問題:電子伝達系で多くのATPが合成されるしくみを説明しなさい。
解答例:電子の移動で生じたエネルギーを用いて水素イオン濃度差をつくり、その流れを利用してATP合成酵素がATPを合成する。
解説:濃度差のエネルギーをATP合成に変えます。
問題:発酵が酸素の少ない条件で役立つ理由を説明しなさい。
解答例:NADHをNAD+に戻し、解糖系を続けて少量のATPを得られるようにするから。
解説:発酵の要点はNAD+の再生です。
問題:光合成で水が分解される理由を説明しなさい。
解答例:光反応で電子を供給し、酸素を発生させるため。
解説:水は光合成の電子供与体として重要です。
問題:温度が高すぎると酵素活性が低下する理由を、立体構造に注目して説明しなさい。
解答例:高温で酵素の立体構造が変化し、活性部位が基質に合わなくなるため。
解説:変性によって基質特異性が失われます。
問題:競争的阻害では基質濃度を上げると反応速度が回復しやすい理由を説明しなさい。
解答例:阻害物質と基質が同じ活性部位を取り合うため、基質が多いと基質が結合する確率が高まるから。
解説:活性部位をめぐる競争がポイントです。
問題:ミトコンドリアが独自のDNAをもつことから考えられる進化上の仮説を説明しなさい。
解答例:ミトコンドリアはもともと独立した原核生物が真核細胞内に共生したものだと考えられる。
解説:細胞内共生説の根拠の一つです。
問題:葉緑体の光反応とカルビン・ベンソン回路の関係を説明しなさい。
解答例:光反応でつくられたATPとNADPHが、カルビン・ベンソン回路で二酸化炭素を有機物へ変える反応に使われる。
解説:光反応と炭酸固定は物質とエネルギーでつながっています。
問題:細胞膜を通る単純拡散と促進拡散の違いを説明しなさい。
解答例:単純拡散は脂質二重層を直接通る移動で、促進拡散はチャネルや輸送体を利用する移動である。
解説:どちらも濃度勾配に従い、ATPを直接使いません。
問題:能動輸送が濃度勾配に逆らえる理由を説明しなさい。
解答例:ATPの分解などで得られるエネルギーを使って、低濃度側から高濃度側へ物質を運ぶから。
解説:受動輸送との違いはエネルギー利用です。
問題:細胞分画法で遠心分離を段階的に行う理由を説明しなさい。
解答例:大きさや密度の違いにより、核、ミトコンドリア、リボソームなどを順に分けるため。
解説:細胞小器官ごとの性質の差を利用します。
問題:呼吸商が基質の種類によって変わる理由を説明しなさい。
解答例:糖質・脂質・タンパク質では炭素や水素、酸素の割合が異なり、消費する酸素量と発生する二酸化炭素量の比が変わるから。
解説:呼吸商はCO2排出量/O2消費量です。
問題:C3植物で強光・高温時に光合成効率が下がることがある理由を説明しなさい。
解答例:気孔が閉じて二酸化炭素濃度が下がり、ルビスコが酸素と反応する光呼吸が起こりやすくなるから。
解説:C3植物では光呼吸が効率低下の要因になります。
問題:CAM植物が乾燥環境に適応しているしくみを説明しなさい。
解答例:夜に気孔を開いて二酸化炭素を取り込み有機酸として蓄え、昼に気孔を閉じて水分を保ちながら光合成を行う。
解説:時間的にCO2固定とカルビン回路を分けます。
問題:ATP合成酵素を通る水素イオンの流れが止まると、呼吸でのATP合成が大きく低下する理由を説明しなさい。
解答例:水素イオン濃度差のエネルギーを利用してATPを合成しているため、その流れが止まると酸化的リン酸化が進みにくくなるから。
解説:電子伝達系とATP合成は濃度勾配でつながっています。
問題:脱共役剤が存在すると酸素消費は続いてもATP産生が低下する理由を説明しなさい。
解答例:水素イオン濃度差が熱として失われ、ATP合成酵素を通る流れに利用されにくくなるから。
解説:電子伝達とATP合成の結びつきが外れます。
問題:光合成の明反応で電子伝達が止まると、暗反応も進みにくくなる理由を説明しなさい。
解答例:暗反応に必要なATPとNADPHが供給されなくなるから。
解説:暗反応は光を直接使わなくても、光反応の産物を必要とします。
問題:ミトコンドリア内膜が破壊されるとATP合成効率が下がる理由を説明しなさい。
解答例:水素イオン濃度差を保つ膜構造が失われ、ATP合成酵素によるATP合成が行いにくくなるから。
解説:内膜はエネルギー変換の場です。
問題:酵素反応で最適pHから大きく外れると反応速度が下がる理由を説明しなさい。
解答例:pHの変化で酵素の電荷や立体構造が変わり、基質との結合や触媒作用が弱くなるから。
解説:最適pHは酵素ごとに異なります。
問題:葉緑体のチラコイド内腔に水素イオンが蓄積する意義を説明しなさい。
解答例:水素イオン濃度差をつくり、その流れによってATP合成酵素がATPを合成できるようにすること。
解説:光合成でも化学浸透のしくみが働きます。
問題:好気呼吸で酸素が最終電子受容体として重要な理由を説明しなさい。
解答例:電子伝達系の最後で電子と水素イオンを受け取り水をつくることで、電子の流れを維持するから。
解説:酸素が不足すると電子伝達が滞ります。
問題:同じ植物でも光の強さが一定以上になると光合成速度が頭打ちになる理由を説明しなさい。
解答例:光以外の二酸化炭素濃度、温度、酵素反応などが制限要因になるため。
解説:光だけでなく複数の要因が光合成を決めます。
問題:細胞内共生説を支持する証拠を二つ挙げて説明しなさい。
解答例:ミトコンドリアや葉緑体が独自のDNAとリボソームをもち、二分裂で増えること。
解説:原核生物に似た特徴が根拠になります。
問題:代謝経路が多段階の酵素反応で進む利点を説明しなさい。
解答例:反応を細かく調節でき、エネルギーを一度に失わず段階的に取り出したり利用したりできるから。
解説:生命活動では制御性と効率が重要です。