40問/100点満点
目安:20問正解で偏差値50レベル/21問から30問は難問/31問から40問は超難問/40問満点で偏差値70レベル
ATPの構造で、エネルギーの受け渡しに直接関係する結合を答えなさい。
同化と異化の違いを説明しなさい。
光合成で光エネルギーを吸収する代表的な色素を答えなさい。
光合成の明反応が行われる場所を答えなさい。
カルビン回路が行われる場所を答えなさい。
呼吸で解糖系が行われる場所を答えなさい。
クエン酸回路が行われる場所を答えなさい。
電子伝達系が行われる場所を答えなさい。
発酵が酸素のない条件で行われる意義を説明しなさい。
乳酸発酵でピルビン酸から生じる物質を答えなさい。
アルコール発酵で生じる主な物質を2つ答えなさい。
光合成の全体式で、酸素の由来が水であることを説明しなさい。
C3植物で高温・乾燥時に光合成効率が下がる理由を説明しなさい。
C4植物が乾燥・高温環境で有利な理由を説明しなさい。
CAM植物の気孔開閉の特徴を説明しなさい。
呼吸商とは何か説明しなさい。
グルコースを基質にした好気呼吸で、多くのATPが電子伝達系で生じる理由を説明しなさい。
ATP合成酵素がATPをつくる直接のエネルギー源を答えなさい。
光化学系IIで起こる水の分解の役割を説明しなさい。
NADPHが光合成で果たす役割を説明しなさい。
酵素反応の最適温度が生物種によって異なる理由を説明しなさい。
光補償点とは何か説明しなさい。
光飽和点とは何か説明しなさい。
温度が光合成速度に与える影響を酵素にふれて説明しなさい。
嫌気呼吸と発酵の違いを説明しなさい。
ミトコンドリア内膜がひだ状になっている利点を説明しなさい。
シアン化物が電子伝達系を阻害するとATP産生が急減する理由を説明しなさい。
呼吸で酸素が最終電子受容体と呼ばれる理由を説明しなさい。
光合成の明反応と暗反応が独立ではなく連動している理由を説明しなさい。
乾燥時に気孔を閉じることが植物にとって有利かつ不利である理由を説明しなさい。
解糖系だけで生きる細胞が大量のグルコースを必要とする理由を説明しなさい。
脂肪が糖より多くのエネルギーを蓄えられる理由を説明しなさい。
発酵食品で微生物の代謝が利用される例を1つ挙げ、生成物を説明しなさい。
植物の葉で柵状組織に葉緑体が多い理由を説明しなさい。
呼吸と燃焼の共通点と相違点を説明しなさい。
光合成色素をペーパークロマトグラフィーで分離できる理由を説明しなさい。
葉のデンプン検出実験で、暗所に置いた葉を使う理由を説明しなさい。
光呼吸が植物にとって効率を下げる反応である理由を説明しなさい。
ATPは長期貯蔵物質ではなくエネルギー通貨と呼ばれる理由を説明しなさい。
代謝経路が多段階反応である利点を説明しなさい。
問題:ATPの構造で、エネルギーの受け渡しに直接関係する結合を答えなさい。
解答:高エネルギーリン酸結合
解説:ATPの末端リン酸が外れてADPになるとき、細胞活動に利用できるエネルギーが放出されます。
問題:同化と異化の違いを説明しなさい。
解答例:同化は小さな物質から大きな物質を合成する反応、異化は大きな物質を分解してエネルギーを取り出す反応。
解説:光合成は同化、呼吸は異化の代表例です。
問題:光合成で光エネルギーを吸収する代表的な色素を答えなさい。
解答:クロロフィル
解説:クロロフィルは葉緑体のチラコイド膜にあり、主に赤色光と青紫色光を吸収します。
問題:光合成の明反応が行われる場所を答えなさい。
解答:チラコイド膜
解説:明反応では水の分解、酸素発生、ATPとNADPHの生成が行われます。
問題:カルビン回路が行われる場所を答えなさい。
解答:ストロマ
解説:ストロマでは二酸化炭素が固定され、糖の合成につながる反応が進みます。
問題:呼吸で解糖系が行われる場所を答えなさい。
解答:細胞質基質
解説:解糖系ではグルコースがピルビン酸に分解され、少量のATPとNADHが生じます。
問題:クエン酸回路が行われる場所を答えなさい。
解答:ミトコンドリアのマトリックス
解説:ピルビン酸由来の物質がさらに分解され、NADHやFADH2がつくられます。
問題:電子伝達系が行われる場所を答えなさい。
解答:ミトコンドリア内膜
解説:電子伝達系では電子のエネルギーを使ってプロトン濃度差がつくられ、ATP合成に使われます。
問題:発酵が酸素のない条件で行われる意義を説明しなさい。
解答例:NADHをNAD+に戻し、解糖系を続けてATPを少量得るため。
解説:酸素がないと電子伝達系が働きにくいため、発酵でNAD+を再生する必要があります。
問題:乳酸発酵でピルビン酸から生じる物質を答えなさい。
解答:乳酸
解説:筋細胞や乳酸菌では、酸素不足時にピルビン酸が乳酸へ還元されます。
問題:アルコール発酵で生じる主な物質を2つ答えなさい。
解答:エタノールと二酸化炭素
解説:酵母ではピルビン酸から二酸化炭素が外れ、最終的にエタノールが生じます。
問題:光合成の全体式で、酸素の由来が水であることを説明しなさい。
解答例:明反応で水が分解され、その酸素原子が酸素分子として放出される。
解説:二酸化炭素中の酸素がそのまま放出酸素になるわけではありません。
問題:C3植物で高温・乾燥時に光合成効率が下がる理由を説明しなさい。
解答例:気孔を閉じて二酸化炭素濃度が低下し、ルビスコの酸素化反応が増えて光呼吸が起こりやすくなるため。
解説:水分損失を防ぐことと二酸化炭素取り込みはトレードオフになります。
問題:C4植物が乾燥・高温環境で有利な理由を説明しなさい。
解答例:二酸化炭素を濃縮して維管束鞘細胞へ送るため、光呼吸を抑えやすいから。
解説:トウモロコシなどのC4植物は、低い気孔開度でも光合成を維持しやすいです。
問題:CAM植物の気孔開閉の特徴を説明しなさい。
解答例:夜に気孔を開いて二酸化炭素を取り込み、昼は気孔を閉じて水分の損失を抑える。
解説:サボテンなどは夜に有機酸として二酸化炭素を一時的に蓄えます。
問題:呼吸商とは何か説明しなさい。
解答例:放出した二酸化炭素量を消費した酸素量で割った値。
解説:呼吸基質が糖質か脂質かなどによって呼吸商は変わります。
問題:グルコースを基質にした好気呼吸で、多くのATPが電子伝達系で生じる理由を説明しなさい。
解答例:NADHやFADH2の電子が電子伝達系を流れ、プロトン濃度差をつくり、そのエネルギーでATP合成酵素が働くため。
解説:基質レベルのリン酸化より、酸化的リン酸化の寄与が大きいです。
問題:ATP合成酵素がATPをつくる直接のエネルギー源を答えなさい。
解答:プロトン濃度勾配
解説:膜の外側に多いプロトンが内側へ戻る流れを利用して、ADPとリン酸からATPが合成されます。
問題:光化学系IIで起こる水の分解の役割を説明しなさい。
解答例:電子を補給し、プロトンを供給し、酸素を発生させる。
解説:失われた電子を水から補うことで、電子伝達が続きます。
問題:NADPHが光合成で果たす役割を説明しなさい。
解答例:カルビン回路で二酸化炭素を還元して糖をつくるための還元力を供給する。
解説:ATPだけでなく、電子を与えるNADPHが糖合成には必要です。
問題:酵素反応の最適温度が生物種によって異なる理由を説明しなさい。
解答例:それぞれの生物の酵素が、その生育環境で安定に働く立体構造をもつように適応しているため。
解説:好熱菌の酵素は高温でも変性しにくい構造をもつことがあります。
問題:光補償点とは何か説明しなさい。
解答例:光合成による二酸化炭素吸収量と呼吸による二酸化炭素放出量が等しくなる光の強さ。
解説:補償点より弱い光では、見かけ上は二酸化炭素を放出します。
問題:光飽和点とは何か説明しなさい。
解答例:光を強くしても光合成速度がそれ以上ほとんど増えなくなる光の強さ。
解説:光以外の二酸化炭素濃度や温度などが制限要因になるためです。
問題:温度が光合成速度に与える影響を酵素にふれて説明しなさい。
解答例:光合成には酵素反応が含まれるため、低温では反応が遅く、高温では酵素が変性して速度が下がる。
解説:カルビン回路などの反応は酵素によって進みます。
問題:嫌気呼吸と発酵の違いを説明しなさい。
解答例:嫌気呼吸は酸素以外の無機物を最終電子受容体にする呼吸で、発酵は電子伝達系を使わず有機物を最終受容体にする。
解説:どちらも酸素を使わないエネルギー獲得ですが、仕組みは異なります。
問題:ミトコンドリア内膜がひだ状になっている利点を説明しなさい。
解答例:内膜の表面積が増え、電子伝達系やATP合成酵素を多く配置できるため。
解説:クリステが発達するほど、ATP合成に関わる膜面積を確保しやすくなります。
問題:シアン化物が電子伝達系を阻害するとATP産生が急減する理由を説明しなさい。
解答例:電子の流れが止まり、プロトン濃度勾配が形成できず、ATP合成酵素が働けなくなるため。
解説:酸素を使う好気呼吸の最終段階が止まるため、エネルギー不足になります。
問題:呼吸で酸素が最終電子受容体と呼ばれる理由を説明しなさい。
解答例:電子伝達系の最後で電子とプロトンを受け取り、水になるため。
解説:酸素が電子を受け取れないと、電子伝達が進みません。
問題:光合成の明反応と暗反応が独立ではなく連動している理由を説明しなさい。
解答例:明反応でつくられたATPとNADPHがカルビン回路で使われるため。
解説:カルビン回路自体は直接光を使いませんが、明反応の産物に依存します。
問題:乾燥時に気孔を閉じることが植物にとって有利かつ不利である理由を説明しなさい。
解答例:水分の蒸散を抑える点では有利だが、二酸化炭素の取り込みが減り光合成が低下する点では不利。
解説:植物は水の保持と炭素固定の間で調節を行います。
問題:解糖系だけで生きる細胞が大量のグルコースを必要とする理由を説明しなさい。
解答例:グルコース1分子あたり得られるATPが少ないため、同じATP量を得るには多くのグルコースが必要になる。
解説:好気呼吸では電子伝達系により多くのATPを得られます。
問題:脂肪が糖より多くのエネルギーを蓄えられる理由を説明しなさい。
解答例:脂肪酸は還元された炭素と水素を多く含み、酸化されると多くの電子を電子伝達系へ渡せるため。
解説:同じ質量なら脂質は糖質より高いエネルギー密度をもちます。
問題:発酵食品で微生物の代謝が利用される例を1つ挙げ、生成物を説明しなさい。
解答例:パンでは酵母のアルコール発酵により二酸化炭素が生じ、生地をふくらませる。
解説:ヨーグルトなら乳酸菌が乳酸をつくり、酸味や保存性に関わります。
問題:植物の葉で柵状組織に葉緑体が多い理由を説明しなさい。
解答例:光がよく当たる表側に近く、効率よく光を吸収して光合成を行うため。
解説:葉の構造は光の吸収とガス交換に適した配置になっています。
問題:呼吸と燃焼の共通点と相違点を説明しなさい。
解答例:どちらも有機物を酸化してエネルギーを放出するが、呼吸は酵素で段階的に進みATPにエネルギーを蓄える。
解説:燃焼は熱や光として急激にエネルギーを放出します。
問題:光合成色素をペーパークロマトグラフィーで分離できる理由を説明しなさい。
解答例:色素ごとに溶媒への溶けやすさや紙への吸着の強さが異なり、移動距離が変わるため。
解説:クロロフィルやカロテノイドは性質が違うので分離されます。
問題:葉のデンプン検出実験で、暗所に置いた葉を使う理由を説明しなさい。
解答例:もともと葉にあったデンプンを呼吸で消費させ、実験中に新しくできたデンプンを確認しやすくするため。
解説:事前にデンプンを除くことで、光合成の有無を判断しやすくなります。
問題:光呼吸が植物にとって効率を下げる反応である理由を説明しなさい。
解答例:酸素を消費して二酸化炭素を放出し、ATPや還元力を使うのに糖合成につながりにくいから。
解説:ルビスコが二酸化炭素ではなく酸素に反応すると光呼吸が進みます。
問題:ATPは長期貯蔵物質ではなくエネルギー通貨と呼ばれる理由を説明しなさい。
解答例:必要な場所で合成・分解され、短時間でエネルギーを受け渡す分子だから。
解説:長期のエネルギー貯蔵は脂肪やデンプンなどが担います。
問題:代謝経路が多段階反応である利点を説明しなさい。
解答例:エネルギーを少しずつ取り出してATPに回収でき、各段階で反応調節もしやすいため。
解説:一度に大きく反応すると、エネルギーの多くが熱として失われやすくなります。