40問/100点満点
目安:20問正解で偏差値50レベル/40問満点で偏差値70レベル
年周視差が恒星までの距離を測る手がかりになる理由を説明しなさい。
恒星の明るさを表す等級で、数値が小さいほど明るいとされる理由を説明しなさい。
見かけの等級と絶対等級の違いを説明しなさい。
恒星の色と表面温度の関係を説明しなさい。
HR図で主系列星が斜めの帯として並ぶ理由を説明しなさい。
恒星が主系列段階で安定して輝く理由を説明しなさい。
赤色巨星が主系列星より大きく見える理由を説明しなさい。
白色矮星が暗いが高温であることを説明しなさい。
ケプラーの第1法則を説明しなさい。
ケプラーの第2法則が意味する惑星の速さの変化を説明しなさい。
ケプラーの第3法則を、周期と軌道長半径の関係として説明しなさい。
惑星と恒星の観測上の違いを説明しなさい。
太陽スペクトルに暗線が現れる理由を説明しなさい。
ドップラー効果を用いて天体の視線速度を調べられる理由を説明しなさい。
銀河系の円盤部とバルジの違いを説明しなさい。
球状星団と散開星団の違いを説明しなさい。
銀河の赤方偏移が宇宙膨張の証拠とされる理由を説明しなさい。
宇宙背景放射がビッグバン宇宙論の証拠とされる理由を説明しなさい。
太陽活動が黒点数で表される理由を説明しなさい。
太陽風が地球に与える影響を1つ説明しなさい。
年周視差0.05秒角の恒星までの距離をパーセクで求め、考え方も書きなさい。
絶対等級が同じ2つの星で、一方が遠くにあるほど暗く見える理由を説明しなさい。
主系列星の寿命が大質量星ほど短い理由を説明しなさい。
HR図で赤色巨星と白色矮星を見分ける観点を説明しなさい。
分光観測で恒星の組成を調べられる理由を説明しなさい。
遠方銀河ほど後退速度が大きいという関係から、宇宙の過去の状態について説明しなさい。
公転周期8年の惑星の軌道長半径を、地球を1天文単位として求めなさい。
楕円軌道の惑星で力学的エネルギーが保存されるとき、近日点で速くなる理由を説明しなさい。
黒点が周囲より暗く見えるのに強い磁場活動の目印になる理由を説明しなさい。
宇宙背景放射がほぼ一様でありながら微小なゆらぎをもつ意味を説明しなさい。
視線速度だけでは天体の本当の空間速度を決められない理由を説明しなさい。
連星の観測から恒星質量を推定できる理由を説明しなさい。
恒星のスペクトル型が温度系列であることを、吸収線の違いに触れて説明しなさい。
赤方偏移が宇宙膨張だけでなく別の原因でも起こる例を挙げなさい。
ハッブルの法則を使って宇宙年齢を概算できる理由を説明しなさい。
主系列星から赤色巨星へ進化するとき、HR図上で位置が右上へ移る理由を説明しなさい。
超新星爆発が宇宙の元素進化に重要な理由を説明しなさい。
観測された銀河の赤方偏移と明るさだけから距離を決めるときの注意点を説明しなさい。
ケプラー法則とニュートン力学の関係を説明しなさい。
恒星進化を理解するうえで質量が最重要量となる理由を説明しなさい。
問題:年周視差が恒星までの距離を測る手がかりになる理由を説明しなさい。
解答例:地球が公転して観測位置が変わるため、近い恒星ほど遠い背景星に対する見かけの位置が大きく変わるから。
解説:年周視差は地球公転による見かけの角度差で、距離が近いほど大きくなります。
問題:恒星の明るさを表す等級で、数値が小さいほど明るいとされる理由を説明しなさい。
解答例:古代からの明るさの分類を引き継いでおり、1等星を明るい星、6等星を暗い星としたため。
解説:等級は数値が小さいほど明るく、5等級差で明るさは100倍です。
問題:見かけの等級と絶対等級の違いを説明しなさい。
解答例:見かけの等級は地球から見た明るさ、絶対等級は10パーセクの距離に置いたときの本来の明るさである。
解説:距離の影響を除いた比較には絶対等級を用います。
問題:恒星の色と表面温度の関係を説明しなさい。
解答例:青白い恒星ほど表面温度が高く、赤い恒星ほど表面温度が低い。
解説:黒体放射の性質により、高温ほど短波長側の光が強くなります。
問題:HR図で主系列星が斜めの帯として並ぶ理由を説明しなさい。
解答例:質量が大きい星ほど高温で明るく、質量が小さい星ほど低温で暗いという関係があるから。
解説:主系列星では質量が恒星の性質を大きく決めます。
問題:恒星が主系列段階で安定して輝く理由を説明しなさい。
解答例:中心部の水素核融合による圧力と、重力による収縮がつり合っているから。
解説:力のつり合いが保たれるため長期間安定します。
問題:赤色巨星が主系列星より大きく見える理由を説明しなさい。
解答例:中心の水素が少なくなった後、外層が膨張して半径が大きくなるから。
解説:表面温度は下がっても半径が大きいため明るい場合があります。
問題:白色矮星が暗いが高温であることを説明しなさい。
解答例:半径が非常に小さいため放射する総エネルギーは小さいが、表面温度は高いから。
解説:明るさは温度だけでなく半径にも左右されます。
問題:ケプラーの第1法則を説明しなさい。
解答例:惑星は太陽を1つの焦点とする楕円軌道を運動する。
解説:円軌道ではなく楕円軌道である点が重要です。
問題:ケプラーの第2法則が意味する惑星の速さの変化を説明しなさい。
解答例:太陽に近い近日点付近では速く、遠い遠日点付近では遅く動く。
解説:面積速度一定の法則から分かります。
問題:ケプラーの第3法則を、周期と軌道長半径の関係として説明しなさい。
解答例:公転周期の2乗は軌道長半径の3乗に比例する。
解説:T²∝a³で、太陽系の惑星運動を比較できます。
問題:惑星と恒星の観測上の違いを説明しなさい。
解答例:惑星は恒星の間を少しずつ移動して見え、自ら光らず太陽光を反射している。
解説:恒星は天球上でほぼ固定された位置関係を保ちます。
問題:太陽スペクトルに暗線が現れる理由を説明しなさい。
解答例:太陽大気中の原子やイオンが特定波長の光を吸収するから。
解説:吸収線から元素の種類を推定できます。
問題:ドップラー効果を用いて天体の視線速度を調べられる理由を説明しなさい。
解答例:天体が遠ざかるとスペクトル線が長波長側へ、近づくと短波長側へずれるから。
解説:赤方偏移・青方偏移から運動を読み取ります。
問題:銀河系の円盤部とバルジの違いを説明しなさい。
解答例:円盤部には若い星や星間物質が多く、中心のバルジには古い星が多い。
解説:銀河系は円盤・バルジ・ハローなどの構造をもちます。
問題:球状星団と散開星団の違いを説明しなさい。
解答例:球状星団は古い星が球状に密集し、散開星団は若い星が比較的まばらに集まる。
解説:分布場所や星の年齢にも違いがあります。
問題:銀河の赤方偏移が宇宙膨張の証拠とされる理由を説明しなさい。
解答例:遠方銀河ほどスペクトル線が赤方へずれ、互いに遠ざかっていることを示すから。
解説:ハッブルの法則と結びつきます。
問題:宇宙背景放射がビッグバン宇宙論の証拠とされる理由を説明しなさい。
解答例:高温高密度だった初期宇宙の光が、宇宙膨張で冷えてマイクロ波として残っているから。
解説:全天からほぼ一様に観測されます。
問題:太陽活動が黒点数で表される理由を説明しなさい。
解答例:黒点は磁場活動が強い領域に現れ、数の増減が太陽活動の強弱を反映するから。
解説:約11年周期で増減します。
問題:太陽風が地球に与える影響を1つ説明しなさい。
解答例:地球磁気圏を乱し、オーロラや磁気嵐を引き起こすことがある。
解説:高エネルギー粒子が地球周辺環境に影響します。
問題:年周視差0.05秒角の恒星までの距離をパーセクで求め、考え方も書きなさい。
解答例:20パーセク。距離は1÷年周視差なので、1÷0.05=20である。
解説:パーセクでは距離d=1/pを用います。
問題:絶対等級が同じ2つの星で、一方が遠くにあるほど暗く見える理由を説明しなさい。
解答例:同じ光度でも距離が大きいほど単位面積あたりに届く光が少なくなるから。
解説:光の強さは距離の2乗に反比例します。
問題:主系列星の寿命が大質量星ほど短い理由を説明しなさい。
解答例:燃料は多いが核融合反応が非常に速く進み、エネルギーを急速に放出するから。
解説:質量が大きいほど光度が大きく燃料消費が速いです。
問題:HR図で赤色巨星と白色矮星を見分ける観点を説明しなさい。
解答例:赤色巨星は低温だが明るく、白色矮星は高温だが暗い位置にある。
解説:温度と光度の組み合わせで判断します。
問題:分光観測で恒星の組成を調べられる理由を説明しなさい。
解答例:元素ごとに吸収・放出する光の波長が決まっているため、スペクトル線から元素を特定できるから。
解説:指紋のように波長の組み合わせを使います。
問題:遠方銀河ほど後退速度が大きいという関係から、宇宙の過去の状態について説明しなさい。
解答例:過去にさかのぼると銀河間距離は小さく、宇宙は高温高密度だったと考えられる。
解説:膨張を逆向きに考えるとビッグバンにつながります。
問題:公転周期8年の惑星の軌道長半径を、地球を1天文単位として求めなさい。
解答例:4天文単位。T²=a³より8²=64=a³、a=4。
解説:ケプラー第3法則を太陽系単位で使います。
問題:楕円軌道の惑星で力学的エネルギーが保存されるとき、近日点で速くなる理由を説明しなさい。
解答例:太陽に近づくと位置エネルギーが小さくなり、その分運動エネルギーが大きくなるから。
解説:重力による保存力場で考えます。
問題:黒点が周囲より暗く見えるのに強い磁場活動の目印になる理由を説明しなさい。
解答例:磁場により対流が妨げられ温度が低くなるため暗く見えるが、磁場活動が集中しているから。
解説:暗いことは活動が弱いことを意味しません。
問題:宇宙背景放射がほぼ一様でありながら微小なゆらぎをもつ意味を説明しなさい。
解答例:一様性は初期宇宙が熱平衡に近かったこと、微小なゆらぎは銀河形成の種になったことを示す。
解説:大規模構造の起源を考える手がかりです。
問題:視線速度だけでは天体の本当の空間速度を決められない理由を説明しなさい。
解答例:視線方向の成分しか分からず、天球面上の横方向の速度成分が含まれないから。
解説:固有運動など別の情報が必要です。
問題:連星の観測から恒星質量を推定できる理由を説明しなさい。
解答例:互いの公転周期と軌道の大きさを測ることで、万有引力と運動の関係から質量を求められるから。
解説:連星は恒星質量を直接的に調べる重要な対象です。
問題:恒星のスペクトル型が温度系列であることを、吸収線の違いに触れて説明しなさい。
解答例:表面温度により原子の電離状態や励起状態が変わり、強く現れる吸収線が変わるから。
解説:スペクトル型は単なる色分類ではなく物理状態を反映します。
問題:赤方偏移が宇宙膨張だけでなく別の原因でも起こる例を挙げなさい。
解答例:強い重力場から出る光の重力赤方偏移や、天体自身の運動によるドップラー赤方偏移がある。
解説:赤方偏移の解釈には原因の区別が必要です。
問題:ハッブルの法則を使って宇宙年齢を概算できる理由を説明しなさい。
解答例:現在の後退速度と距離の比例関係から、銀河が近くにあった時刻を逆算できるから。
解説:単純にはハッブル定数の逆数が時間の目安になります。
問題:主系列星から赤色巨星へ進化するとき、HR図上で位置が右上へ移る理由を説明しなさい。
解答例:外層が膨張して表面温度は低下するが、半径が大きくなり全体の光度が増すから。
解説:温度低下と光度増加が同時に起こります。
問題:超新星爆発が宇宙の元素進化に重要な理由を説明しなさい。
解答例:重元素を合成・放出し、星間空間を重元素で豊かにして次世代の星や惑星材料を供給するから。
解説:鉄より重い元素の生成にも関わります。
問題:観測された銀河の赤方偏移と明るさだけから距離を決めるときの注意点を説明しなさい。
解答例:銀河自身の光度差や吸収、固有運動などがあり、単純に暗いほど遠いとは限らない。
解説:複数の距離指標を組み合わせる必要があります。
問題:ケプラー法則とニュートン力学の関係を説明しなさい。
解答例:ケプラー法則は観測から得た経験法則で、ニュートンの万有引力と運動方程式により理論的に説明される。
解説:経験的記述と力学的原因を区別します。
問題:恒星進化を理解するうえで質量が最重要量となる理由を説明しなさい。
解答例:質量が中心温度、核融合速度、光度、寿命、最終段階を大きく決めるから。
解説:初期質量が進化経路を左右します。