40問/100点満点
目安:20問正解で偏差値50レベル/40問満点で偏差値70レベル
発熱反応と吸熱反応の違いを、反応前後のエネルギーにふれて説明しなさい。
反応熱を反応式に書き込むとき、係数を2倍にすると反応熱も2倍になる理由を説明しなさい。
燃焼熱と生成熱の違いを説明しなさい。
ヘスの法則が成り立つ理由を説明しなさい。
結合エネルギーから反応熱を見積もる考え方を説明しなさい。
中和熱が強酸・強塩基ではほぼ一定になる理由を説明しなさい。
比熱が大きい物質ほど温度が変わりにくい理由を説明しなさい。
熱量計で外部への熱の逃げがあると、測定した反応熱がどうなるか説明しなさい。
黒鉛とダイヤモンドの燃焼熱の差から、両者の安定性を比較できる理由を説明しなさい。
状態変化の熱と化学反応の熱の違いを説明しなさい。
酸化と還元を、電子の授受の観点から説明しなさい。
酸化数を用いると酸化還元反応を判定しやすい理由を説明しなさい。
酸化剤とは何か、自身の変化に注目して説明しなさい。
還元剤とは何か、自身の変化に注目して説明しなさい。
金属のイオン化傾向が大きいとはどういうことか説明しなさい。
銅が希塩酸に溶けにくい理由をイオン化傾向から説明しなさい。
酸化還元反応式で電子数をそろえる必要がある理由を説明しなさい。
過マンガン酸イオンが酸性条件で強い酸化剤として働く理由を説明しなさい。
酸化還元滴定で終点を判断できる理由を説明しなさい。
酸化還元反応と酸塩基反応の違いを説明しなさい。
ダニエル電池で亜鉛板が負極になる理由を説明しなさい。
ダニエル電池で素焼き板や塩橋が必要な理由を説明しなさい。
一次電池と二次電池の違いを説明しなさい。
燃料電池が化学エネルギーを直接電気エネルギーに変換できる理由を説明しなさい。
電気分解で陰極に陽イオンが引き寄せられる理由を説明しなさい。
水溶液の電気分解で、金属イオンでなく水が反応する場合がある理由を説明しなさい。
ファラデーの法則で、析出量が流した電気量に比例する理由を説明しなさい。
銅の電解精錬で粗銅を陽極にする理由を説明しなさい。
電池の起電力が電極の組み合わせで変わる理由を説明しなさい。
電気分解と電池で、同じ酸化還元でもエネルギーの向きが逆になる理由を説明しなさい。
金属と酸の反応で発熱しながら水素が発生する過程を、酸化還元とエネルギーの両面から説明しなさい。
反応熱の測定で、酸化還元反応の進行が不完全だと値がずれる理由を説明しなさい。
電池が使われ続けると電圧が低下する理由を、反応物濃度の変化にふれて説明しなさい。
電解採取で目的金属を効率よく得るには、電解条件の管理が必要な理由を説明しなさい。
酸化還元滴定で標準液の濃度が誤って低いと、未知試料の濃度計算にどう影響するか説明しなさい。
燃焼熱の差から分子構造の安定性を推定するとき、比較条件をそろえる必要がある理由を説明しなさい。
電池の内部抵抗が大きいと、実際に取り出せる電圧が小さくなる理由を説明しなさい。
酸化還元反応式の係数が、量的計算で重要になる理由を説明しなさい。
電気分解で同じ電気量を流しても析出する金属の質量が金属により異なる理由を説明しなさい。
熱化学方程式を逆向きにすると反応熱の符号が変わる理由を説明しなさい。
問題:発熱反応と吸熱反応の違いを、反応前後のエネルギーにふれて説明しなさい。
解答例:発熱反応は生成物のエネルギーが反応物より低く差が熱として放出され、吸熱反応は生成物のエネルギーが高く外部から熱を吸収する反応である。
解説:反応熱は物質の持つ化学エネルギー差として考えます。
問題:反応熱を反応式に書き込むとき、係数を2倍にすると反応熱も2倍になる理由を説明しなさい。
解答例:反応熱は反応した物質量に比例するため、反応式の係数を2倍にすると反応する物質量も2倍になり、熱量も2倍になるから。
解説:反応熱は示された反応式1回分に対応します。
問題:燃焼熱と生成熱の違いを説明しなさい。
解答例:燃焼熱は物質1 molが完全燃焼するときの熱量で、生成熱は成分元素の単体から化合物1 molが生成するときの熱量である。
解説:何を出発物質・生成物にするかで名前が変わります。
問題:ヘスの法則が成り立つ理由を説明しなさい。
解答例:反応熱は反応経路ではなく反応物と生成物の状態だけで決まるため、途中の経路が違っても全体の熱量変化は等しいから。
解説:エネルギー保存則に基づく考え方です。
問題:結合エネルギーから反応熱を見積もる考え方を説明しなさい。
解答例:切断する結合に必要なエネルギーの合計から、生成する結合で放出されるエネルギーの合計を差し引いて反応熱を求める。
解説:結合を切るには吸熱、結合を作ると発熱です。
問題:中和熱が強酸・強塩基ではほぼ一定になる理由を説明しなさい。
解答例:強酸と強塩基は水中でほぼ完全に電離しており、本質的な反応が H+ と OH- から水ができる反応で共通するため。
解説:観察される熱は水生成反応にほぼ対応します。
問題:比熱が大きい物質ほど温度が変わりにくい理由を説明しなさい。
解答例:同じ質量で温度を1 K上げるのに必要な熱量が大きいため、同じ熱を加えても温度変化が小さいから。
解説:q=mcΔTの関係を言葉で説明します。
問題:熱量計で外部への熱の逃げがあると、測定した反応熱がどうなるか説明しなさい。
解答例:発生または吸収した熱の一部が外部に逃げるため、溶液などの温度変化が小さくなり、反応熱の絶対値を小さく見積もる。
解説:熱量測定では断熱が重要です。
問題:黒鉛とダイヤモンドの燃焼熱の差から、両者の安定性を比較できる理由を説明しなさい。
解答例:同じ二酸化炭素に燃焼するため、燃焼で余分に放出される熱が大きい方が燃焼前のエネルギーが高く、安定性が低いと判断できるから。
解説:同じ生成物にそろえると出発物質のエネルギー差が分かります。
問題:状態変化の熱と化学反応の熱の違いを説明しなさい。
解答例:状態変化の熱は物質の種類を変えず粒子間の状態を変える熱で、化学反応の熱は結合の組み替えにより別の物質が生じるときの熱である。
解説:物質そのものが変わるかどうかが違います。
問題:酸化と還元を、電子の授受の観点から説明しなさい。
解答例:酸化は電子を失う変化で、還元は電子を受け取る変化である。
解説:酸素や水素ではなく電子で定義すると広く使えます。
問題:酸化数を用いると酸化還元反応を判定しやすい理由を説明しなさい。
解答例:反応前後で各原子の酸化数の増減を調べれば、電子の授受を直接書かなくても酸化された原子と還元された原子を判定できるから。
解説:酸化数増加が酸化、減少が還元です。
問題:酸化剤とは何か、自身の変化に注目して説明しなさい。
解答例:相手を酸化する物質であり、自身は電子を受け取って還元される物質である。
解説:酸化剤自身は還元される点が頻出です。
問題:還元剤とは何か、自身の変化に注目して説明しなさい。
解答例:相手を還元する物質であり、自身は電子を失って酸化される物質である。
解説:還元剤自身は酸化されます。
問題:金属のイオン化傾向が大きいとはどういうことか説明しなさい。
解答例:金属原子が電子を失って陽イオンになりやすいことを表す。
解説:イオン化傾向は電子の放出しやすさです。
問題:銅が希塩酸に溶けにくい理由をイオン化傾向から説明しなさい。
解答例:銅は水素よりイオン化傾向が小さく、H+に電子を与えて水素を発生させる反応が起こりにくいから。
解説:金属が酸に溶けるかは水素との比較で考えます。
問題:酸化還元反応式で電子数をそろえる必要がある理由を説明しなさい。
解答例:失われた電子数と受け取られた電子数は等しくなければならず、電荷保存を満たす必要があるから。
解説:電子は反応全体で消えたり生じたりしません。
問題:過マンガン酸イオンが酸性条件で強い酸化剤として働く理由を説明しなさい。
解答例:マンガンの酸化数が高く、電子を受け取ってより低い酸化数の Mn2+ になりやすいため。
解説:高酸化数の元素は還元されやすい場合があります。
問題:酸化還元滴定で終点を判断できる理由を説明しなさい。
解答例:酸化剤と還元剤が反応し尽くした直後に、過剰となった試薬や指示薬の色が変化し、当量点付近を観察できるから。
解説:色の変化は反応の過不足を示します。
問題:酸化還元反応と酸塩基反応の違いを説明しなさい。
解答例:酸化還元反応は電子の授受を伴う反応で、酸塩基反応は主に H+ の授受や中和を伴う反応である。
解説:何が移動するかに注目します。
問題:ダニエル電池で亜鉛板が負極になる理由を説明しなさい。
解答例:亜鉛は銅よりイオン化傾向が大きく、電子を失って Zn2+ になりやすいため、電子を放出する負極になる。
解説:電池の負極では酸化が起こります。
問題:ダニエル電池で素焼き板や塩橋が必要な理由を説明しなさい。
解答例:両液の電気的中性を保つためにイオンを移動させ、電荷の偏りによって反応が止まるのを防ぐため。
解説:電子は外部回路、イオンは内部で電荷を補償します。
問題:一次電池と二次電池の違いを説明しなさい。
解答例:一次電池は放電後に実用的に充電して元に戻しにくい電池で、二次電池は外部から電気を流して反応を逆向きに進め再充電できる電池である。
解説:反応の可逆利用が違いです。
問題:燃料電池が化学エネルギーを直接電気エネルギーに変換できる理由を説明しなさい。
解答例:燃料の酸化と酸化剤の還元を電極で分け、電子を外部回路に流して利用するため、燃焼熱としてではなく電流としてエネルギーを取り出せる。
解説:酸化還元を空間的に分離するのが電池の考え方です。
問題:電気分解で陰極に陽イオンが引き寄せられる理由を説明しなさい。
解答例:陰極は外部電源から電子が供給され負に帯電しているため、正電荷を持つ陽イオンが引き寄せられるから。
解説:電気分解では陰極で還元が起こります。
問題:水溶液の電気分解で、金属イオンでなく水が反応する場合がある理由を説明しなさい。
解答例:イオンの還元されやすさや電極電位によって、金属イオンより水の方が電子を受け取りやすい場合があるから。
解説:水溶液では水自身も反応候補になります。
問題:ファラデーの法則で、析出量が流した電気量に比例する理由を説明しなさい。
解答例:電極反応は電子の授受で進み、流れた電気量が電子の物質量を決めるため、反応する物質量も電気量に比例する。
解説:電気量→電子のmol→物質のmolの順に考えます。
問題:銅の電解精錬で粗銅を陽極にする理由を説明しなさい。
解答例:陽極で粗銅中の銅を Cu2+ として溶かし、陰極で純銅として析出させることで不純物を分離できるから。
解説:陽極で酸化、陰極で還元が起こります。
問題:電池の起電力が電極の組み合わせで変わる理由を説明しなさい。
解答例:各電極の酸化されやすさ・還元されやすさの差が電子を流す駆動力になるため、電極物質の組み合わせで電位差が変化するから。
解説:イオン化傾向の差が大きいほど大きな電位差になりやすいです。
問題:電気分解と電池で、同じ酸化還元でもエネルギーの向きが逆になる理由を説明しなさい。
解答例:電池は自発的な酸化還元で電気を取り出すが、電気分解は外部電源の電気エネルギーで非自発的反応を進めるから。
解説:自発反応か強制反応かの違いです。
問題:金属と酸の反応で発熱しながら水素が発生する過程を、酸化還元とエネルギーの両面から説明しなさい。
解答例:金属が電子を失って酸化され、H+が電子を受け取って水素になる。同時に反応物より生成物が低エネルギーなら差が熱として放出される。
解説:現象を電子移動とエネルギー変化の両方で説明します。
問題:反応熱の測定で、酸化還元反応の進行が不完全だと値がずれる理由を説明しなさい。
解答例:反応した物質量が理論量より少なくなり、発生または吸収する熱量も小さくなるため、反応式に対応するモル反応熱を正しく求められないから。
解説:熱量は反応量に比例します。
問題:電池が使われ続けると電圧が低下する理由を、反応物濃度の変化にふれて説明しなさい。
解答例:放電により反応物が消費され生成物が増えると、電極反応を進める駆動力が小さくなり、電位差が低下するから。
解説:濃度変化も電極電位に影響します。
問題:電解採取で目的金属を効率よく得るには、電解条件の管理が必要な理由を説明しなさい。
解答例:電位や濃度、pHが不適切だと水素発生などの副反応が起こり、目的金属の析出量や純度が低下するから。
解説:電極では複数の反応が競争します。
問題:酸化還元滴定で標準液の濃度が誤って低いと、未知試料の濃度計算にどう影響するか説明しなさい。
解答例:同じ滴下体積でも標準液の物質量を小さく見積もるため、反応した未知試料の物質量も小さく計算し、未知濃度を過小評価する。
解説:CとVからnを求めるため、標準液濃度の誤差は直接伝わります。
問題:燃焼熱の差から分子構造の安定性を推定するとき、比較条件をそろえる必要がある理由を説明しなさい。
解答例:同じ物質量が同じ生成物になる反応で比較しなければ、熱量差が構造のエネルギー差以外の要因を含んでしまうから。
解説:反応式をそろえることが公平な比較の条件です。
問題:電池の内部抵抗が大きいと、実際に取り出せる電圧が小さくなる理由を説明しなさい。
解答例:電流が流れると電池内部でも電圧降下が生じ、起電力の一部が内部で失われるため外部回路にかかる電圧が小さくなるから。
解説:理想値と実測値の差を説明できます。
問題:酸化還元反応式の係数が、量的計算で重要になる理由を説明しなさい。
解答例:係数は各物質が反応する物質量比を表し、電子数の保存を反映しているため、生成量や必要量の計算の基準になるから。
解説:係数は単なる形式ではなくmol比です。
問題:電気分解で同じ電気量を流しても析出する金属の質量が金属により異なる理由を説明しなさい。
解答例:同じ電気量では電子の物質量は同じだが、金属イオン1 molを還元するのに必要な電子数と金属のモル質量が異なるため。
解説:価数とモル質量の両方が析出質量を決めます。
問題:熱化学方程式を逆向きにすると反応熱の符号が変わる理由を説明しなさい。
解答例:逆反応ではエネルギーの出入りの向きが反対になり、正反応で放出した熱量は逆反応では同じ大きさだけ吸収されるから。
解説:状態間のエネルギー差は同じで向きだけが逆です。