40問/100点満点
目安:20問正解で偏差値50レベル/40問満点で偏差値70レベル
温度が分子の熱運動の激しさを表す量であることを説明しなさい。
内部エネルギーが何に由来するか説明しなさい。
熱量と温度の違いを説明しなさい。
比熱が大きい物質の温度が変わりにくい理由を説明しなさい。
熱容量と比熱の関係を説明しなさい。
質量0.50kg、比熱4200J/(kg K)の水の温度を10K上げる熱量を求めなさい。
熱平衡とは何か説明しなさい。
摂氏温度と絶対温度の違いを説明しなさい。
熱力学第一法則を、気体に加えた熱量・内部エネルギー・仕事の関係で説明しなさい。
等温変化で理想気体の内部エネルギーが変化しない理由を説明しなさい。
断熱変化で外部へ仕事をした気体の温度が下がる理由を説明しなさい。
定積変化で気体が外部にする仕事が0になる理由を説明しなさい。
P-Vグラフで気体がした仕事を読み取る方法を説明しなさい。
圧力2.0×10^5Paで体積が0.010m³増えたとき、気体がした仕事を求めなさい。
気体に500Jの熱を加え、気体が外部へ120Jの仕事をした。内部エネルギーの変化を求めなさい。
熱機関の効率が100%にならない理由を説明しなさい。
1.0molの理想気体を温度一定で体積を2倍にしたとき、圧力はどうなるか説明しなさい。
一定圧力で絶対温度を300Kから450Kにしたとき体積は何倍になるか。
体積一定で絶対温度を2倍にしたとき圧力が2倍になる理由を分子運動で説明しなさい。
理想気体0.50mol、温度300K、体積0.010m³の圧力をR=8.3J/(mol K)として求めなさい。
気体の等圧膨張で温度が上がるとき、加えた熱が内部エネルギーと仕事の両方に使われる理由を説明しなさい。
断熱圧縮で気体が熱くなる理由を説明しなさい。
P-Vグラフで右回りのサイクルが熱機関を表す理由を説明しなさい。
気体分子の平均運動エネルギーが絶対温度に比例することから、0℃と273℃の違いを説明しなさい。
単原子分子理想気体の内部エネルギーが温度だけで決まることを、分子運動の観点から説明しなさい。
等温膨張で気体が外部へ仕事をしても温度が下がらない理由を説明しなさい。
断熱変化と等温変化のP-Vグラフを比べると、断熱曲線の方が急になる理由を説明しなさい。
熱機関の効率を上げるための条件を、高温熱源と低温熱源の温度差にふれて説明しなさい。
混合水の実験で、計算より平衡温度が低くなる原因を二つ挙げなさい。
気体の状態変化で、同じ始状態と終状態でも仕事が経路により異なる理由を説明しなさい。
内部エネルギーが状態量であるとはどういう意味か説明しなさい。
熱力学第一法則とエネルギー保存則の関係を説明しなさい。
熱容量を無視できない容器を含む熱量保存式の立て方を説明しなさい。
可逆過程が理想化である理由を説明しなさい。
断熱自由膨張で理想気体の温度が変わらない理由を説明しなさい。
熱機関の一周期で内部エネルギーの変化が0になる理由を説明しなさい。
気体の圧力を分子の衝突で説明しなさい。
等圧変化で温度が2倍になると体積が2倍になる理由を説明しなさい。
熱効率を求めるとき、吸収した熱量を分母にする理由を説明しなさい。
不可逆過程でエネルギーは保存されても利用しやすさが低下する理由を説明しなさい。
問題:温度が分子の熱運動の激しさを表す量であることを説明しなさい。
解答例:温度が高いほど分子の平均運動エネルギーが大きく、分子運動が激しい。
解説:絶対温度は分子の平均運動エネルギーと関係します。
問題:内部エネルギーが何に由来するか説明しなさい。
解答例:物質を構成する分子や原子の熱運動のエネルギーや分子間力による位置エネルギーに由来する。
解説:理想気体では主に分子の運動エネルギーです。
問題:熱量と温度の違いを説明しなさい。
解答例:熱量は温度差により移動するエネルギーで、温度は物体の熱的状態を表す量である。
解説:熱は物体が持つ量ではなく移動するエネルギーとして扱います。
問題:比熱が大きい物質の温度が変わりにくい理由を説明しなさい。
解答例:同じ質量で同じ熱量を受け取っても、温度変化が小さいから。
解説:Q=mcΔTで表されます。
問題:熱容量と比熱の関係を説明しなさい。
解答例:熱容量は物体全体の温度を1K上げるのに必要な熱量で、質量と比熱の積である。
解説:C=mcです。
問題:質量0.50kg、比熱4200J/(kg K)の水の温度を10K上げる熱量を求めなさい。
解答例:21000J。
解説:Q=mcΔT=0.50×4200×10=21000Jです。
問題:熱平衡とは何か説明しなさい。
解答例:接触している物体間で熱の移動がなくなり、同じ温度になった状態である。
解説:熱は高温から低温へ移動します。
問題:摂氏温度と絶対温度の違いを説明しなさい。
解答例:絶対温度は絶対零度を0Kとする温度で、気体分子運動の大きさと直接関係する。
解説:計算ではKを用います。
問題:熱力学第一法則を、気体に加えた熱量・内部エネルギー・仕事の関係で説明しなさい。
解答例:気体に加えた熱量は、内部エネルギーの増加と気体が外部へする仕事に使われる。
解説:Q=ΔU+Wの意味です。
問題:等温変化で理想気体の内部エネルギーが変化しない理由を説明しなさい。
解答例:理想気体の内部エネルギーは温度だけで決まり、等温では温度が変わらないから。
解説:分子間力を無視する理想気体の性質です。
問題:断熱変化で外部へ仕事をした気体の温度が下がる理由を説明しなさい。
解答例:熱の出入りがないため、外部へした仕事の分だけ内部エネルギーが減少するから。
解説:Q=0なのでΔU=-Wです。
問題:定積変化で気体が外部にする仕事が0になる理由を説明しなさい。
解答例:体積変化がないため、ピストンなどを押して動かす仕事をしないから。
解説:気体の仕事はPΔVで考えます。
問題:P-Vグラフで気体がした仕事を読み取る方法を説明しなさい。
解答例:グラフと体積軸で囲まれる面積が気体のした仕事を表す。
解説:圧力が一定でなくても面積で仕事を考えます。
問題:圧力2.0×10^5Paで体積が0.010m³増えたとき、気体がした仕事を求めなさい。
解答例:2.0×10^3J。
解説:W=PΔV=2.0×10^5×0.010=2.0×10^3Jです。
問題:気体に500Jの熱を加え、気体が外部へ120Jの仕事をした。内部エネルギーの変化を求めなさい。
解答例:380J増加。
解説:ΔU=Q−W=500−120=380Jです。
問題:熱機関の効率が100%にならない理由を説明しなさい。
解答例:吸収した熱をすべて仕事に変えることはできず、一部を低温部へ捨てる必要があるから。
解説:熱力学第二法則に関係します。
問題:1.0molの理想気体を温度一定で体積を2倍にしたとき、圧力はどうなるか説明しなさい。
解答例:半分になる。
解説:PV=nRTでT,n一定ならPはVに反比例します。
問題:一定圧力で絶対温度を300Kから450Kにしたとき体積は何倍になるか。
解答例:1.5倍。
解説:VはTに比例するので450/300=1.5倍です。
問題:体積一定で絶対温度を2倍にしたとき圧力が2倍になる理由を分子運動で説明しなさい。
解答例:分子運動が激しくなり、壁に衝突する勢いが増すため圧力が大きくなる。
解説:体積一定では壁への衝突の影響が圧力に表れます。
問題:理想気体0.50mol、温度300K、体積0.010m³の圧力をR=8.3J/(mol K)として求めなさい。
解答例:1.25×10^5Pa。
解説:P=nRT/V=0.50×8.3×300/0.010=124500Paです。
問題:気体の等圧膨張で温度が上がるとき、加えた熱が内部エネルギーと仕事の両方に使われる理由を説明しなさい。
解答例:温度上昇で内部エネルギーが増え、同時に体積増加により外部へ仕事をするから。
解説:定圧変化ではΔUとWの両方が正になります。
問題:断熱圧縮で気体が熱くなる理由を説明しなさい。
解答例:外部から気体に仕事がされ、熱が逃げないため内部エネルギーが増加するから。
解説:自転車ポンプが熱くなる例です。
問題:P-Vグラフで右回りのサイクルが熱機関を表す理由を説明しなさい。
解答例:一周の面積が正の外部へする仕事となるため、熱を仕事に変える過程を表すから。
解説:サイクルの向きで仕事の正負が変わります。
問題:気体分子の平均運動エネルギーが絶対温度に比例することから、0℃と273℃の違いを説明しなさい。
解答例:0℃は273K、273℃は546Kなので、理想気体分子の平均運動エネルギーは約2倍になる。
解説:摂氏温度をそのまま比例計算に使ってはいけません。
問題:単原子分子理想気体の内部エネルギーが温度だけで決まることを、分子運動の観点から説明しなさい。
解答例:分子間力を無視でき、内部エネルギーが主に分子の並進運動エネルギーの総和であり、それが絶対温度に比例するから。
解説:理想気体では位置エネルギーを考えません。
問題:等温膨張で気体が外部へ仕事をしても温度が下がらない理由を説明しなさい。
解答例:外部へした仕事と同じだけ熱を外部から受け取り、内部エネルギーが一定に保たれるから。
解説:等温ではΔU=0です。
問題:断熱変化と等温変化のP-Vグラフを比べると、断熱曲線の方が急になる理由を説明しなさい。
解答例:断熱膨張では仕事により温度も低下するため、体積増加に対する圧力低下が等温変化より大きいから。
解説:温度変化の有無が曲線の違いを生みます。
問題:熱機関の効率を上げるための条件を、高温熱源と低温熱源の温度差にふれて説明しなさい。
解答例:高温熱源を高く、低温熱源を低くして温度差を大きくすると、理想的な効率の上限は高くなる。
解説:カルノー効率の考え方です。
問題:混合水の実験で、計算より平衡温度が低くなる原因を二つ挙げなさい。
解答例:容器や温度計が熱を吸収すること、周囲へ熱が逃げることなど。
解説:実験誤差を熱収支の観点から考えます。
問題:気体の状態変化で、同じ始状態と終状態でも仕事が経路により異なる理由を説明しなさい。
解答例:仕事はP-Vグラフの面積で決まるため、通る経路が違うと面積も異なるから。
解説:仕事は状態量ではなく経路に依存します。
問題:内部エネルギーが状態量であるとはどういう意味か説明しなさい。
解答例:始状態と終状態だけで変化量が決まり、途中の経路によらないという意味。
解説:温度で決まる理想気体の内部エネルギーは典型例です。
問題:熱力学第一法則とエネルギー保存則の関係を説明しなさい。
解答例:熱力学第一法則は、熱・仕事・内部エネルギーを含めたエネルギー保存則を熱現象に適用したものである。
解説:形を変えてもエネルギー総量は保存されます。
問題:熱容量を無視できない容器を含む熱量保存式の立て方を説明しなさい。
解答例:水だけでなく容器が吸収または放出する熱量も加え、放出熱量と吸収熱量が等しいとおく。
解説:熱量計の補正です。
問題:可逆過程が理想化である理由を説明しなさい。
解答例:摩擦や有限の温度差による熱移動がなく、無限にゆっくり進む過程を仮定するため現実には完全には実現しにくい。
解説:熱力学の理論限界を考えるモデルです。
問題:断熱自由膨張で理想気体の温度が変わらない理由を説明しなさい。
解答例:外部に仕事をせず熱の出入りもないため内部エネルギーが変化せず、理想気体では温度も変わらないから。
解説:自由膨張ではW=0です。
問題:熱機関の一周期で内部エネルギーの変化が0になる理由を説明しなさい。
解答例:一周期後に気体が初めと同じ状態に戻り、内部エネルギーは状態量だから。
解説:状態量は経路によらず状態で決まります。
問題:気体の圧力を分子の衝突で説明しなさい。
解答例:多数の分子が容器の壁に衝突して運動量を与えるため、単位面積あたりの平均力として圧力が生じる。
解説:ミクロな運動とマクロな圧力を結びつけます。
問題:等圧変化で温度が2倍になると体積が2倍になる理由を説明しなさい。
解答例:PV=nRTでPとnが一定ならVがTに比例するから。
解説:絶対温度で考えます。
問題:熱効率を求めるとき、吸収した熱量を分母にする理由を説明しなさい。
解答例:投入された熱エネルギーのうちどれだけが仕事に変わったかを表す割合だから。
解説:効率は有効出力/入力です。
問題:不可逆過程でエネルギーは保存されても利用しやすさが低下する理由を説明しなさい。
解答例:摩擦や熱拡散でエネルギーが広がり、すべてを仕事に戻しにくくなるから。
解説:エントロピー的な見方です。