今日の1問は、高1数学。一見すると、2 回のカードの組み合わせを全部調べたくなりますが、「積が偶数」という条件を整理すると、数えるパターンがぐっと少なくなります♪
今日の問題
1 から 13 までの番号が 1 つずつ書かれた 13 枚のカードがある。この中から 1 枚をひき、番号を記録してもとに戻し、もう 1 度 1 枚をひく。このとき、2 つの番号の積が偶数であったとき、和も偶数である確率を求めよ。

まずヒント
「積が偶数になるのは、どんな組み合わせのときか」を、偶数と奇数に分けて考えてみましょう。
1 から 13 までに、偶数は何枚、奇数は何枚あるでしょうか。
解き方
ステップ1 偶数と奇数の枚数を数える
1 から 13 までのカードは、奇数が 7 枚(1,3,5,7,9,11,13)、偶数が 6 枚(2,4,6,8,10,12)です。
ステップ2 積が偶数になる場合の数
2 回のひき方は全部で 13 × 13 = 169 通りです。積が奇数になるのは 2 回とも奇数のときで 7 × 7 = 49 通りなので、積が偶数になるのは 169 − 49 = 120 通りです。
ステップ3 その中で和も偶数になる場合
積が偶数のとき、和も偶数になるのは「2 回とも偶数」の場合だけです(偶数 + 奇数 は奇数、奇数 + 奇数 は積が奇数になります)。2 回とも偶数のひき方は 6 × 6 = 36 通りです。
ステップ4 条件つき確率を求める
求める確率は 36/120 = 3/10 です。
答え
3/10
積が偶数になる 120 通りのうち、和も偶数になる 36 通りです。
ひらめきで解く方法
積が偶数になる場合は「偶数 × 偶数」「偶数 × 奇数」「奇数 × 偶数」の 3 パターンで、このうち和が偶数になるのは「偶数 × 偶数」だけです。
パターンごとの場合の数は、36,42,42 通りです。合計 120 通りのうち 36 通りなので、36/120 = 3/10 です。
間違えやすいところ
- 「積が偶数」の場合の数を、169 通りの半分(約 85 通り)と思い込んでしまう。
- 2 回とも奇数の場合も「和が偶数」として数えてしまう(そのとき積は奇数なので、条件に合いません)。
- 分母を 169 通りのままにしてしまう(条件つき確率の分母は、条件を満たす 120 通りです)。
計算や式でつまずいたら
今日の問題でつまずく原因は、もっと前の単元にあることもあります。
「数学つまずき診断」なら、小学校の単元までさかのぼって、つまずきの出発点を探せます。
無料体験版はダウンロードで、登録不要です。
毎日1問、出しています
動画は毎日更新中です。
明日の1問もお楽しみに♪
自作の数学問題、投稿してみませんか?
あなたが作った一問が、誰かの「解きたい!」に変わるかもしれません。
投稿された問題は、いつでも解けます。今日は、どんな問題が待っているでしょう。
👉 問題を投稿する

コメント