今日の1問は、中2数学。一見すると、正方形がななめになっていて複雑そうに見えますが、2つの直角三角形に注目すると、すっきり整理できます♪
今日の問題
正方形 ABCD があり、頂点 A を通って A だけを共有する直線 ℓ がある。B,D から ℓ に垂線 BE,DF をひくと、BE = 11cm,DF = 5cm であった。このとき、四角形 BEFD の面積を求めよ。

まずヒント
∠BAD = 90° であることから、直角三角形 ABE と直角三角形 DAF の関係を考えてみましょう。
BE と DF の向きにも注目です。どちらも直線 ℓ に垂直です。
解き方
ステップ1 直角三角形の合同を示す
直線 ℓ 上で ∠BAE + ∠BAD + ∠DAF = 180° で、∠BAD = 90° なので、∠BAE + ∠DAF = 90° です。また △ABE は直角三角形なので、∠ABE + ∠BAE = 90° です。よって ∠ABE = ∠DAF となります。
ステップ2 長さを決める
△ABE と △DAF で、∠AEB = ∠DFA = 90°,∠ABE = ∠DAF,AB = DA(正方形の辺)なので、斜辺と 1 つの鋭角がそれぞれ等しく、△ABE ≡ △DAF です。したがって AE = DF = 5cm,AF = BE = 11cm とわかります。
ステップ3 EF の長さを求める
直線 ℓ が正方形とは A だけを共有するので、E と F は A をはさんで反対側にあります。EF = AE + AF = 5 + 11 = 16cm です。
ステップ4 台形の面積を求める
BE ⊥ ℓ,DF ⊥ ℓ より BE ∥ DF なので、四角形 BEFD は台形です。上底と下底が BE = 11cm,DF = 5cm、高さが EF = 16cm なので、面積は (11 + 5) × 16 ÷ 2 = 128cm2 です。
答え
128cm2
台形 BEFD の面積は (11 + 5) × 16 ÷ 2 = 128cm2 です。
ひらめきで解く方法
合同から EF = AE + AF = DF + BE です。つまり台形の高さは、上底と下底の和そのものです。
面積 = (BE + DF) × EF ÷ 2 = (BE + DF)2 ÷ 2 なので、(11 + 5)2 ÷ 2 = 256 ÷ 2 = 128 と一発で求まります。
間違えやすいところ
- 合同を示さずに AE = 5cm と決めつけてしまう。
- 台形の高さを BE や DF にしてしまう(高さは EF です)。
- E と F が A の同じ側にあると考えてしまう。
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