【中3数学】正の整数 a, b, c が abc=72 のとき a+b+c としてあり得る値は全部で何種類?約99%が見落とす整数問題?

中3数学

今日の1問は、「全部で何種類あるか?」が曲者の整数問題です。
総当たりだけではミスしやすいので、積が72になる組を整理しましょう♪

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今日の問題

正の整数 a、b、c が abc = 72 を満たしている。このとき、a + b + c としてあり得る値は全部で何種類あるか。

正の整数a,b,cがabc=72を満たすとき、a+b+cとしてあり得る値が全部で何種類あるかを問う問題の図

まずヒント

a、b、c を入れ替えても、a + b + c の値は変わりません。

そこで、a ≦ b ≦ c として、小さい順に整理しましょう。

解き方

ステップ1 a ≦ b ≦ c で整理する

72 = 23 × 32 です。a ≦ b ≦ c とすると、a ≦ ∛72 < 5 なので、a は 1、2、3、4 のどれかです(a = 4 は後で調べます)。

ステップ2 a = 1 のとき(bc = 72)

(1, 1, 72):和は 74

(1, 2, 36):和は 39

(1, 3, 24):和は 28

(1, 4, 18):和は 23

(1, 6, 12):和は 19

(1, 8, 9):和は 18

ステップ3 a = 2 のとき(bc = 36、b ≧ 2)

(2, 2, 18):和は 22

(2, 3, 12):和は 17

(2, 4, 9):和は 15

(2, 6, 6):和は 14

ステップ4 a = 3、a = 4 のとき

a = 3 のとき bc = 24(b ≧ 3):(3, 3, 8):和は 14、(3, 4, 6):和は 13

a = 4 のとき bc = 18(b ≧ 4):b = 4 では 18 ÷ 4 が整数にならず、b ≧ 5 では c < b になってしまうので、組はありません。

ステップ5 和の値を数える

和は 74、39、28、23、19、18、22、17、15、14、14、13 の12個。

14 が2回出てくる((2, 6, 6) と (3, 3, 8))ので、種類は 13、14、15、17、18、19、22、23、28、39、74 の11種類です。

答え

11種類

積が 72 になる組は12通りありますが、和が同じになる組が1つ重なっています。

ひらめきで解く方法

この問題のポイントは、「組の数」ではなく「和の種類」を数えるところです。同じ和になる組が重なっていないかを確かめます。

a ≦ b ≦ c と並べると、重複を避けて数えやすくなります。

間違えやすいところ

  • (1, 8, 9) と (8, 1, 9) のように、並べ替えただけの組は同じ組として数えます
  • 和が同じになる組(14 が2回)を、1種類として数えます
  • 組の数(12通り)と、和の種類(11種類)を混同しないようにします

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