今日の1問は、中3で習う整数の応用問題です。
ポイントは、2028 を積の形に分けたときに、a と b の差がいちばん小さくなる組を探すことです♪
今日の問題
正の整数 a、b が ab = 2028 を満たすとき、(a − b)2 の最小値を求めよ。

まずヒント
(a − b)2 を小さくするには、a と b をなるべく近づければよいです。
ab = 2028 のとき、a と b が等しければ √2028 になります。√2028 はおよそいくつでしょうか。
解き方
ステップ1 2028 を素因数分解する
2028 = 22 × 3 × 132 です。
約数は 1、2、3、4、6、12、13、26、39、52、78、156、169、338、507、676、1014、2028 の18個です。
ステップ2 目安をつける
452 = 2025、462 = 2116 なので、√2028 は 45 より少しだけ大きい値(約 45.03)です。
a と b は、この 45 前後の約数の組になるときに、いちばん近づきます。
ステップ3 約数の中から探す
45 に近い約数は 39 と 52 です。39 × 52 = 2028 で、積も合っています。
そのほかの約数の組は、26 × 78(差 52)、13 × 156(差 143)などで、39 と 52 より離れています。
ステップ4 値を求める
(a − b)2 = (52 − 39)2 = 132 = 169
答え
169
(a, b) = (39, 52) または (52, 39) のときです。
ひらめきで解く方法
積が決まっていて差を小さくしたいときは、「平方根の近く」の約数の組を探すのが基本です。
132 = 169 は、2028 の素因数にも 132 が含まれていることとも関係しています。
間違えやすいところ
- a と b の積が 2028 であることを、必ず確かめます(39 × 52 = 2028)
- 差は 52 − 39 = 13 で、2乗して 169 にします(13 のままではありません)
- 45 や 46 は 2028 の約数ではありません。約数の中から選びます
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