今日の1問は、整数の問題です。
「存在するか」と聞かれたら、実際に作れるかを考えるのがコツ♪
今日の問題
整数 a, b が ab = 2026 を満たしている。このとき a2 + b2 = 1026173 となる組は存在するか。

まずヒント
a2 + b2 と ab が分かっているときは、(a+b)2 と (a−b)2 を作ってみましょう。
どちらも「a2 + b2」に「2ab」を足すか引くかで求められます。
解き方
ステップ1 (a+b)2 を求める
(a+b)2 = a2 + b2 + 2ab = 1026173 + 2 × 2026 = 1030225
10152 = 1030225 なので、a+b = ±1015 です。
ステップ2 (a−b)2 を求める
(a−b)2 = a2 + b2 − 2ab = 1026173 − 4052 = 1022121
10112 = 1022121 なので、a−b = ±1011 です。
ステップ3 a, b を求める
a+b = 1015、a−b = 1011 のとき、足して2で割ると a = 1013、引いて2で割ると b = 2。
符号の組み合わせを変えると、(2, 1013)、(−1013, −2)、(−2, −1013) も出ます。
ステップ4 確かめる
1013 × 2 = 2026。10132 = 1026169、22 = 4 なので、合計は 1026173。条件にぴったり合います。
答え
存在する
(a, b) = (1013, 2)、(2, 1013)、(−1013, −2)、(−2, −1013) の4組です。
ひらめきで解く方法
2026 = 2 × 1013 で、1013 は素数です。だから ab = 2026 になる整数は、1 と 2026、2 と 1013(と、符号を逆にした組、入れ替えた組)しかありません。
12 + 20262 = 4104677 は 1026173 と違います。22 + 10132 = 4 + 1026169 = 1026173 なので、(2, 1013) が見つかります。
候補を全部書き出せば、計算が少ないのもこの問題の面白いところです。
間違えやすいところ
- (a+b)2 は 2ab を「足す」、(a−b)2 は 2ab を「引く」。
- 平方根をとるときは、プラスとマイナスの両方を考える(a+b = ±1015)。
- a, b が整数になるには、a+b と a−b の偶奇がそろう必要がある(今回はどちらも奇数でOK)。
- 組を数えるときは、入れ替えた組と、符号を逆にした組も忘れない。
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