【高1数学】同じ誕生日の2人がいる確率が、初めて50%をこえる人数は?

今日の1問

今日の1問は、高1数学。同じ誕生日の2人がいる確率を、「余事象」の考え方で計算します♪

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今日の問題

1年を365日として、誕生日はどの日も同じ確率とします。

同じ誕生日の2人がいる確率が初めて50%をこえるのは、何人集まったときか求めよ。

問題カード:同じ誕生日の2人がいる確率が初めて50%をこえるのは何人集まったときか

まずヒント

「同じ誕生日の2人がいる」を直接数えるのは大変です。逆に「全員の誕生日がバラバラ」になる確率を考えて、1から引くのがコツです。

解き方

ステップ1 余事象で考える

n人のうち少なくとも1組が同じ誕生日になる確率は、(全員の誕生日がちがう確率)を1から引いたものです。

ステップ2 全員ちがう確率を式にする

1人目は365通りのどれでもよく、2人目は364通り、3人目は363通り……と選べるので、全員ちがう確率は 365/365 × 364/365 × 363/365 × … × (365−n+1)/365 です。

ステップ3 n=22 と n=23 を計算する

n=22 のとき、全員ちがう確率は約 0.5243 なので、同じ誕生日がいる確率は 1−0.5243=約 0.4757(約47.6%)で、50%に届きません。n=23 のとき、全員ちがう確率は約 0.4927 なので、同じ誕生日がいる確率は 1−0.4927=約 0.5073(約50.7%)で、初めて50%をこえます。

ステップ4 人数が増えると確率は大きくなる

人数が増えるほど「全員ちがう」確率は小さくなり、その分、「同じ誕生日がいる」確率は大きくなります。だから、50%を初めてこえるのは22人から23人になった瞬間です。

答え

23人

23人が集まると、同じ誕生日の2人がいる確率は約50.7%になり、22人のとき(約47.6%)から初めて50%をこえます。

ひらめきで解く方法

人数ではなく「ペアの数」に注目すると、おおよその見当がつきます。23人から2人を選ぶ組み合わせは 23×22÷2=253組あります。

1組が同じ誕生日になる確率は 1/365 なので、253組すべてがちがう確率は、おおよそ (1−1/365) を253回かけたものになり、約0.5です。つまり「253組もあるから、1組くらいは一致しやすい」と考えるのがポイントです。

間違えやすいところ

  • 「365人の半分くらい(約183人)必要」と直感で答えてしまう。実際は、2人の組み合わせの数が人数よりずっと速く増えるので、23人でこえます。
  • 「自分と同じ誕生日の人がいる」確率と混同する。それは別の問題で、50%をこえるのに必要な人数は253人です。今回は「誰かと誰か」でよいので、はるかに少ない人数です。
  • 1 から引くのを忘れて、「全員ちがう確率」のまま答えてしまう。
  • 計算では、うるう年は考えず、1年を365日としています。

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