今日の1問は、見た目は図形の問題ですが、実は方程式の考え方でスッキリ解ける問題です。
グラフを実際にかかなくても解けます♪
今日の問題
放物線 y = x2 と直線 y = 2x + a が、ただ1点で接するとき、a の値を求めよ。

まずヒント
2つのグラフの共有点は、2つの式を連立させたときの解に対応します。
「ただ1点で接する」とは、連立してできる2次方程式が、ただ1つの解(重解)をもつということです。
解き方
ステップ1 連立して方程式を作る
y = x2 と y = 2x + a から y を消すと、x2 = 2x + a。
整理して x2 − 2x − a = 0 です。
ステップ2 重解の条件を使う
この2次方程式がただ1つの解(重解)をもつには、判別式 D = 0 になればよいです。
D = (−2)2 − 4 × 1 × (−a) = 4 + 4a です。
ステップ3 a を求める
4 + 4a = 0 より a = −1 です。
ステップ4 確かめる
a = −1 のとき、x2 − 2x + 1 = 0、つまり (x − 1)2 = 0 で、x = 1 の重解です。
接点は (1, 1)。直線 y = 2x − 1 は x = 1 のとき y = 1 になり、放物線 y = x2 の (1, 1) を通ります。
答え
a = −1
接点は (1, 1) で、直線は y = 2x − 1 です。
ひらめきで解く方法
「接する」=「重解をもつ」と覚えておくと、グラフをかかなくても解けます。
平方完成で考える方法もあります。x2 − 2x − a = (x − 1)2 − 1 − a と書けるので、−1 − a = 0 のとき、つまり a = −1 のとき、(x − 1)2 = 0 になります。
間違えやすいところ
- 判別式 D = b2 − 4ac で、x2 − 2x − a = 0 の c は −a です(−4ac = +4a)
- 「異なる2点で交わる」は D > 0、「接する」は D = 0 です
- D = 0 から出た a の値は、x = 1 を代入して確かめておくと安心です
計算や式でつまずいたら
今日の問題でつまずく原因は、もっと前の単元にあることもあります。
「数学つまずき診断」なら、小学校の単元までさかのぼって、つまずきの出発点を探せます。
無料体験版はダウンロードで、登録不要です。
毎日1問、出しています
動画は毎日更新中です。
明日の1問もお楽しみに♪
自作の数学問題、投稿してみませんか?
あなたが作った一問が、誰かの「解きたい!」に変わるかもしれません。
投稿された問題は、いつでも解けます。今日は、どんな問題が待っているでしょう。
👉 問題を投稿する


コメント