この問題は、Instagramのリールで25万回以上再生された人気問題です。
今日の1問は、高1数学。条件式も求める式も、x+y と xy で表すのが第一歩。高1で習う相加相乗平均が活躍します♪
今日の問題
実数 x,y が x2 + y2 + xy = 7 を満たすとき、(x + y)(x2 − xy + y2) の最大値と最小値を求めよ。

まずヒント
x + y = s,xy = p とおいて、条件式も求める式も s と p で表してみましょう。
最後は相加相乗平均の関係が使えます。
解き方
ステップ1 s と p で表す
s = x + y,p = xy とおくと、条件式は x2 + y2 + xy = s2 − p = 7 より p = s2 − 7 です。求める式は x3 + y3 = s3 − 3sp = s3 − 3s(s2 − 7) = s(21 − 2s2) です。
ステップ2 s の範囲を求める
x,y が実数なので s2 − 4p ≧ 0 です。p = s2 − 7 を代入すると s2 − 4(s2 − 7) ≧ 0 となり、s2 ≦ 28/3 です。
ステップ3 2乗して扱いやすくする
f = s(21 − 2s2) とおき、t = s2(0 ≦ t ≦ 28/3)とすると、f2 = t(21 − 2t)2 です。
ステップ4 相加相乗平均を使う
4t,21 − 2t,21 − 2t はすべて 0 以上で、和は 42 です。相加相乗平均より 4t(21 − 2t)2 ≦ (42/3)3 = 143 = 2744 なので、f2 ≦ 686 = 49 × 14 です。よって −7√14 ≦ f ≦ 7√14 とわかります。
ステップ5 等号が成り立つか確かめる
等号は 4t = 21 − 2t、つまり t = 7/2 のときで、t ≦ 28/3 を満たします。s = ±√(7/2) のとき p = s2 − 7 = −7/2 で、s2 − 4p = 7/2 + 14 > 0 なので x,y は実数です。このとき f = s(21 − 7) = 14s = ±7√14 になります。
答え
最大値 7√14,最小値 −7√14
x + y = √14/2 のとき最大、x + y = −√14/2 のとき最小です。
ひらめきで解く方法
(x + y)(x2 − xy + y2) は x3 + y3 の因数分解そのものです。対称式は「x + y と xy」で表すのが基本です。
x,y の符号をまとめて反転しても条件式は変わらず、求める式の値だけが −1 倍になります。だから最小値は、最大値の符号を変えたものになります。
間違えやすいところ
- x,y が実数という条件から s の範囲(s2 ≦ 28/3)を求めるのを忘れる。
- x3 + y3 = s3 − 3sp の「3sp」を落としてしまう。
- 相加相乗平均の等号条件(4t = 21 − 2t)を確かめずに、最大値としてしまう。
計算や式でつまずいたら
今日の問題でつまずく原因は、もっと前の単元にあることもあります。
「数学つまずき診断」なら、小学校の単元までさかのぼって、つまずきの出発点を探せます。
無料体験版はダウンロードで、登録不要です。
毎日1問、出しています
動画は毎日更新中です。
明日の1問もお楽しみに♪
自作の数学問題、投稿してみませんか?
あなたが作った一問が、誰かの「解きたい!」に変わるかもしれません。
投稿された問題は、いつでも解けます。今日は、どんな問題が待っているでしょう。
👉 問題を投稿する


コメント